手持ちでPS5を遊べる「PlayStation Portal」在庫は米国で復調傾向か 国内では招待制で販売も
ソニーインタラクティブエンターテイメントが昨年11月に販売を開始した周辺機器「PlayStation Portal」について、品薄が続いていた状況に「一定の落ち着きが見られた」との報告が海外コミュニティで寄せられている。米国では現在、家電量販大手「Best Buy」などで在庫あり状態となっている。
「PlayStation Portal」は同社よりは発売されているコンソールゲーム機「PlayStation 5」をリモートで遊べる専用デバイス。フルHD(1920×1080)の8インチ液晶ディスプレイを搭載しており、PS5と無線で接続することで離れた空間でもゲームをプレイすることができる。
操作系はPS5本体のDualSenseコントローラーの主要機能を備えているほか、ハプティックフィードバックやアダプティブトリガーなども搭載しており、振動などで臨場感あるゲーム体験が可能に。29,980円(税込)にて昨年11月にて発売を開始しており、「寝室でPS5が遊べる」などとして話題に。世界的な品薄状態となっていたが、現在では一定の落ち着きが見受けられているという。
日本国内では現在、一部流通で依然として手に入りにくい状況は続いているといい、Amazon.co.jpでは「招待制」による購入受付を実施中。商品ページにて招待リクエストを送信し、招待が受理されたユーザーにのみ購入を受け付けるというもので、すべてのリクエストに対応できるわけではないほか、ヨドバシカメラなどでは未だに「在庫なし」扱いとなっている。
なお、PlayStation Portalを巡っては、「ゲームのストリーミングしかできない」「Switchが買えるほど値段が高い」などといった忌避するユーザーも少なくない一方、中国国内のゲーマーコミュニティでは中国版発売の機運も高まっているなど、世界中から様々な声が寄せられている。