IGポート、直近決算で『SPY×FAMILY』版権売上が「計画比大幅増」と報告 自社版権のアニメ化も間近


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アニメーションの企画・制作などを行うIGポートは12日、2024年5月期の第3四半期(’23年12月〜’24年1月)における決算を公表し、通算売上高が1%の微減、営業利益が4.5%の減益であることがわかった。

やや減収に着地した理由について、同社出版事業の子会社「リンガ・フランカ」の解散が決議されたことなどが影響しているといい、減収減益にはなったものの、版権事業の好調により経常利益は10.1%の増加となった。現在はTVアニメ『怪獣8号』の制作を「Production I.G」が担当しているほか、7月からは自社出版事業が展開する『魔導具師ダリヤはうつむかない 転生貴族の異世界冒険録 ~Dahliya Wilts No More~』のアニメ化も控える。

また、好調だという版権事業については、タイトル別での現況が紹介されており、それぞれ以下のように報告している。(決算説明と同内容ですが、一部体裁を整えて掲載しています)

【SPY×FAMILY】配信をはじめ、関連商品ライセンス・セールスプロモーションが好調に推移。来期予定だった劇場作品の上映売上が一部前倒しで計上。計画対比大幅増。
【進撃の巨人】2023年11月に『The Final Season完結編(後編)』が放送。配信をはじめ、関連商品ライセンスが好調に推移。計画対比増。
【ハイキュー!!】劇場版公開に伴い、グッズをはじめとする関連商品ライセンスが好調に推移。計画対比増。※3Qの版権収入に劇場版関連の収入は含まれていない(4Qで計上予定)
【PSYCHO-PASS】劇場作品の海外配信や国内商品化が好調に推移。また、劇場展開による既存シリーズの配信も好調に推移。計画対比増。
【攻殻機動隊SAC_2045】関連商品ライセンスや
ゲームコラボライセンスが好調に推移。計画対比増。
【魔法使いの嫁】第1シーズン(2017年放送)の海外配信売上が好調に推移。計画対比増。

オタク総研編集部

著者 オタク総研編集部
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