ブシロード移籍の『魔法使いの嫁』新章”獣狩り篇”開幕で電子版販売スタート 関連作品も連載中
昨年にブシロード子会社のブシロードワークスへ移籍することが発表されたマンガ『魔法使いの嫁』について、電子書籍版の単行本19巻分の配信がスタート。価格は690円〜730円で、マッグガーデンより配信されていた版との相違は無いとしている。
『魔法使いの嫁』はヤマザキコレ氏によるファンタジー作品として2013年に連載がスタート。連載開始とともに注目を集め、2015年には関連賞を多数獲得し、コミックスの累計発行部数は1000万部超え、2度のアニメ化等のメディアミックス展開も行われたヒット作として知られている。
そんな同作、ブシロードワークスが昨年12月21日に新たに発刊したWEBマガジン「コミックグロウル(旧:コミックブシロード WEB)」への連載移籍が発表となり、初回連載の第96話より新章“獣狩り篇”が開幕した。連載移籍後もタイトル・判型・単行本デザイン・タイトルロゴ等に変更は行われておらず、同作は現在隔週にて不定期連載を行っている。単行本最新刊となる第20巻は同社より本年4月頃に発売される予定。
また、『魔法使いの嫁』と世界を共有するシェアード・ワールド内を舞台に描かれる、稀代のファンタジーテラー・ヤマザキコレが贈る完全新作ダークファンタジー『ゴーストアンドウィッチ』についても「コミックグロウル」にて連載を開始しており、単行本の販売も同時にスタートした。
■「魔法使いの嫁」
羽鳥チセ15歳。
身寄りもなく、生きる希望も術も持たぬ彼女を金で買ったのはヒト為らざる魔法使いだった……。
彼に『弟子』として、そして『花嫁』として招き入れられた時、少女の中で停まっていた針がゆっくりと動き始めてゆく……。
これは、世界の美しさを識る為の物語。
■「ゴーストアンドウィッチ」
日本より遠く遥けき地、アイルランド。
呪いを背負った少女・サクは、逃げて、逃げて、逃げて自らに憑いたものと共に彼の地辿り着くーー。
銀髪の老いた魔女がもたらす約束は、彼女の望み通りか或いは……。
これは、逃奔からやがて神に至る物語――。
©kore Yamazaki / BUSHIROAD WORKS