コナミ、アニメスタジオ「KONAMI Animation」を社内に設立 『遊戯王』映像やTVアニメOPを手掛ける


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コナミデジタルエンタテインメントは3日、社内に新たなアニメーション制作組織「KONAMI animation(コナミ アニメーション)」を設立したと発表した。”ANIMEにKONAMIを+(プラス)する”というキャッチコピーのもと、ゲーム制作で培ったCG技術やノウハウをアニメ制作へ活かす“社内スタジオ”として展開する。

すでにKONAMI animationでのアニメーション制作の活動は開始しているとしており、直近には遊戯王のカードゲーム25周年記念イベントで公開した特別映像「Yu-Gi-Oh! CARD GAME THE CHRONICLES(遊戯王カードゲーム ザ クロニクルズ)」の制作を担当。また、自社のIPに限らず、多様な作品を制作していくといい、2023年放送のTVアニメ「七つの魔剣が支配する」ではオープニング映像の制作を手掛けたという。

KONAMI animationの設立発表にあわせ、「ゲーム制作を支える環境づくりを応用し、クリエイターにとって理想的な環境を整え、滾る(たぎる)モチベーションと唸る(うなる)パフォーマンスを実現する。」「作画、演出、ゲームエンジンの活用など、あらゆる視点から比類なき表現を追求し、世界の胸を打つクオリティを目指す。」「アニメーション制作の歴史に敬意を払い、ゲーム制作の技術や知見との前衛的融合を図り、独創的かつ効率的な制作フローを構築する。」という3つのバリューを掲げ、今後の展開に意気込んだ。

※初稿時、タイトルに誤記がございました。訂正してお詫び申し上げます。

市井

著者 市井
オタク総研媒体統括 兼 合同会社サブカル通信社執行役社長。専門領域はアニメ、テクノロジー(ガジェット)、プログラミング、コンテンツビジネス。PRプランニングやIP調達なども担当しています。新作アニメ、海外スマホ、東南アジア好き。
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