健康器具メーカーのタニタ、“ゲームコントローラ”再販「ゲームを健康づくりのタッチポイントに」とゲーム大会も主催


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タニタは、セガのPlayStation®4用ゲームソフト『電脳戦機バーチャロン×とある魔術の禁書目録 とある魔術の電脳戦機(バーチャロン)』と『電脳戦機バーチャロン マスターピース 1995~2001』に対応するコントローラー「VCD-18-c 18式コントロールデバイス『ツインスティック』」の再販売を行うことを発表した。価格は6万2000円(税別)で、オンラインでの受注販売となる。

本商品の製造を手がける三和電子のオフィシャルストアで本日1月30日午後2時から注文を受け付け、商品は2月中旬以降に順次発送予定としている。

本商品は、2018年から2019年にかけて実施し、成立したクラウドファンディング「『ツインスティック』商品化プロジェクト」のリターンとして商品化した。クラウドファンディング終了後は、2020年に期間限定で一般販売を行っていたが、既に販売を終了しており、多くのユーザーから再販売を望む声が寄せられていた。これに応え、セガと三和電子の協力の下、今回の再販売を決定した。

本商品のフェース部は、バーチャロンシリーズのグラフィックを担当しているセガ・森康浩氏によるオリジナルデザインで、1トリガー2ボタン方式のレバーを採用。対応するすべてのバーチャロン作品において違和感なく操作できるのが特徴で、アミューズメントゲームのジョイスティックやボタンの製造・販売を手掛ける三和電子のノウハウでアーケード筐体と同等の操作感と耐久性を実現しているという。

タニタでは「ゲームを健康づくりのタッチポイントにできる」との考えから、『電脳戦機バーチャロン マスターピース 1995~2001』を競技種目としたeスポーツ大会「TANITA CUP」を2021年から毎年開催している。次回は2024年3月の開催を予定しており、本商品の再販売で同大会をより活性化したい考え。再販に際し同社は「引き続き、ゲームをきっかけとしたファン同士のつながりを醸成し、心の健康づくりをサポートしていきたいと考えています。」とコメントしている。

市井

著者 市井
オタク総研媒体統括 兼 合同会社サブカル通信社執行役社長。専門領域はアニメ、テクノロジー(ガジェット)、プログラミング、コンテンツビジネス。PRプランニングやIP調達なども担当しています。新作アニメ、海外スマホ、東南アジア好き。