上田麗奈が着物姿で『わたしの幸せな結婚』初の大規模展示を堪能…“幸せ”の道のり辿る展示に魅了


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2023年7月に放送されたTVアニメ「わたしの幸せな結婚」より本作の企画展が1月23日(火)までの期間、東京・松屋銀座イベントスクエア8階にて開催中。今回、本作のキャラクター・斎森美世役を務めた上田麗奈さんの展示レポートが到着。

着物姿の上田麗奈さんが放送当時を懐かしむように各展示コーナーを楽しむ様子が紹介されているので、現地フォトよりお届けする。

清霞の書斎、美世と清霞の贈り物など、世界観を再現

企画展はテレビアニメの物語を追憶するように5つのエリアが設けられており、エントランスでは美世(CV:上田麗奈)と清霞(CV:石川界人)が企画展オリジナルの録り下ろしボイスで皆さんの来場を歓迎。また、通路には第一話からのエピソード回想コーナーもあり、上田さんは「いろいろありましたよね。懐かしいなあ」とパネルを見ながら振り返った。

続いて今回の注目展示のひとつだという「ときめき」エリアでは、美世と清霞の初対面の場となった久堂家の書斎を再現。机、小物棚などの室内から、ガラス戸の向こうには第一話「出会い」シーンが投影され、作品世界に没入させてくれる。外の景色は朝、昼、夕、夜と情緒を感じさせながら時間が流れ、夕差しで暖かい雰囲気になる室内、夜の薄闇で静けさに満ちる様子などはファン必見となっている。

さらにその先には清霞が美世に贈った櫛、美世がお返しに贈った組み紐の再現レプリカも用意され、第四話「おくりもの」にて美世が清霞に組み紐を贈るシーンのサラウンド音声体験も可能になっている。

枝垂れ桜が広がるフォトスポットやメッセージボード

「決意と追憶」エリアでは、斎森家の蔵をイメージした展示ゾーンが展開。作中では美世が閉じ込められた場所とあって、光をシャットアウトした暗い空間、美世の助けを求める叫びや継母とのやり取りを視覚的に体感することになる。ファンにとっては胸の痛くなる場所だが、壁の反対側には第七話「夏の華の淑女(モダンガール)」から第十一話「母が遺したもの」までの名場面のフォトパネルが並び、打って変わった高揚感が舞い込む。さらに次の「幸せ」エリアでは、第十二話「暗闇の中の光」にて、清霞の夢に飛び込んだ美世が異形を討ち払うシーンを大スクリーンで体感できる。

最後のエリアは「広がる世界」。入口の一角では 2023年8月に上演された「舞台『わたしの幸せな結婚』-帝都陸軍オクツキ奇譚-」の衣裳を展示されているほか、アニメ制作スタッフのコメントや貴重な原画の展示も。

原作者・顎木あくみ先生、原作イラスト・月岡月穂先生、コミカライズ・高坂りと先生をはじめ、アニメキャストたちから寄せられた豪華な色紙展示の先には、企画展を締めくくる桜のフォトスポットが待っています。作中同様、幻想的に広がる枝垂れ桜に、上田さんも感慨深げに「きれい…」とひとこと。フォトスポットの前には、桜の付箋で添えるメッセージボードも用意。企画展への感想を添えた来場者の一輪が集まり、満開の桜を咲かせていた。

オリジナルグッズから“幸せ”コラボメニュー

物販コーナーも充実しており、ちびキャラのイラストが可愛いアクリルお守りや本展の描き下ろしキービジュアルを使用したアクリルスタンド、桜模様の巾着、手鏡、御朱印帳など本作の世界観をイメージした和風のアイテムを多数用意。また、企画展の開催を記念して、松屋銀座8階のMGカフェではコラボメニューも提供されており、キャラクターをプリントした「わたしの幸せな結婚」幸せラテ、鮮やかな桜色に目が奪われる「わたしの幸せな結婚」幸せ桜ソーダ、抹茶アイスと三色団子が添えられた「出会い」デザートプレートなど、全6種類のメニューががラインナップ。

もちろんどれも美味しさは折り紙付き。「幸せ桜ソーダ」を試食した上田さんは、「え? 予想外の味わい!スパイシーな感じもするさわやかな甘さでとてもおいしいです」と驚きを見せていた。

テレビアニメ「わたしの幸せな結婚」展
会期:2024年1月5日(金)~1 月23日(火)
時間:11:00~20:00
会場:松屋銀座 8 階イベントスクエア

©2023 顎木あくみ・月岡月穂/KADOKAWA/「わたしの幸せな結婚」製作委員会

市井

著者 市井
オタク総研 媒体統括。専門領域はアニメ、テクノロジー(ガジェット)、プログラミング、コンテンツビジネス

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