大日本印刷、インドでマンガサービスを開始 価格は「月額180円」海賊版の流通抑止の狙い


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大日本印刷株式会社は15日、インド限定のマンガ配信サービス「Manga Planet India(マンガプラネット インディア)」の提供を開始した。

本サービスは株式会社ファンタジスタと共同運営する海外向けマンガ配信サービス「Manga Planet」のインド版という位置づけとなっており、インドの文化・風習を考慮した作品のラインアップにより日本のマンガをインドのファンが一層楽しめるような独自設計が行われている。サブスクリプションプランは月額99インドルピー(≒179円,執筆時点)と現地物価を反映した価格設定となっている。

サービス提供の狙いについて大日本印刷は「日本のマンガは、アニメ化されている人気作品など、取り扱い点数等が限定的な上に比較的高額なため、現在は海賊版の違法ダウンロードが多くなっています。」と状況を説明した上で「正規の流通ルートで配信して世界中のマンガファンに楽しんでもらうこと」を目指すとしている。

18作品が協力して海賊版の流通抑止を促した「STOP! PIRACY」ポスター

今後はインドのマンガファンに向けて、現地でのイベント等と関連した情報発信やインド限定作品の提供などの実施しており、独自性も見出すとのこと。