新型ARグラス「XREAL Air 2」シリーズ発売 さらなる軽量化、高解像化、疲れを低減する配置変更など多数改良


アイキャッチ画像

ARデバイスの製造・開発を手掛ける XREAL は、中国国内にて新製品「XREAL Air 2」「XREAL Air  Pro」の2つのモデルからなるXREAL Air 2 シリーズARグラスを発売した。

【検証】移動時に本領発揮?近未来のARグラス「XREAL Air」は仕事、ゲーム、アニメ視聴で”使える”か 新発売のXREAL Beamと共に試す

XREAL Air 2 は、現在日本でも発売中の「XREAL Air」の後継デバイスとして展開されており、ディスプレイやオーディオ、ボディなど全体的に改良が見られた。 画面投影部にはソニーの 0.55 インチ Micro-OLED マイクロディスプレイを採用しており、ピクセル密度は 4032ppi と以前のバージョンより 21% 増加。また、新たな光学エンジン Jinghong Ruiying 3.0 を採用することにより、複数の明るさレベルでの色精度が向上するとしている。

ボディについても人間工学に基づくさらなる最適化が行われ、マグネシウム合金などの素材を使用することで 10% 軽量の 72g を実現したほか、重量をテンプル(つる)に移動してバランスのとれた圧力分散を実現し、疲れを低減する「ゼロプレッシャー エアクッション ノーズパッド」を搭載。

さらに、Airシリーズ初となる上位機種の「 XREAL Air 2 Pro」ではユニークな機能として、さまざまな光環境に合わせて調整できるレンズを搭載しており、家庭、旅行、屋外などのシーンごとに最適化した映像体験を可能にしているという。 価格はらXREAL Air 2は2499人民元(5万円)、Proは2999人民元(6万円)となっており、 XREAL Air 2 と XREAL Beam のセットでも展開される。今後の日本投入に期待される。

市井

著者 市井
オタク総研媒体統括 兼 合同会社サブカル通信社執行役社長。専門領域はアニメ、テクノロジー(ガジェット)、プログラミング、コンテンツビジネス。PRプランニングやIP調達なども担当しています。新作アニメ、海外スマホ、東南アジア好き。