〈速報〉W杯無料配信の「ABEMA」が大幅に損失改善、アクティブユーザーも1.5倍に成長=CA2Q決算

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ネット広告代理業やゲーム開発事業、メディア事業などを手掛けるサイバーエージェントは26日、自社の2023年9月期第2四半期決算を公表した。

同日公開された決算短信および決算発表資料によると、同社が運営するインターネット放送局「ABEMA」の損失が大幅改善されたことにより、メディア事業の営業利益が93億円の損失を計上した第1四半期から一転、5億円の損失に留まった。これにより、現時点での2023年通期におけるメディア事業の損失は99.5億円となった。

また、同じく発表資料によると、「ABEMA」はW杯の全試合無料生中継に踏み切ったこと、新規顧客開拓につながりその後のユーザーの定着化も見られたことが起因し、週間アクティブユーザー数(WAU)が前年比1.5倍を記録したことも明らかとなった。なお、「ABEMA」単体における業績数値についてはW杯開催の反動により軽微な売上高の減少が見られた。

※Source:https://www.cyberagent.co.jp/ir/