自分のイラストをAIに学習させないようにするツール〈Glaze〉利用手順を紹介&解説


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ここ最近話題を呼んでいるAIを活用したイラスト生成技術について、生成に用いるAIの学習用モデルデータに自分のイラストを用いることをできなくする技術「Glaze」を発表し、同技術を使って実際に模倣防止を施した画像を作成できるツールの提供を開始した。現行のStable Diffusionなどに有効だという。

GlazeのツールはWindows・Mac・Linuxに対応しておりこちらより無料でダウンロードできる。起動するとわかるが、画像を読み込むだけの非常にシンプルなツールとなっており、説明によると目に見えない非常に小さな変更が加わっているという。なお、利用には4GBほどストレージを要するのでWiFi経由でのダウンロードを推奨する。

Glazeプロジェクトでは追加された変更を “スタイルクローク”と呼び、画像の処理時にそのスタイルクロークの「強度」と「レンダリング品質」を指定することができる。実際に試してみたところ、ツールの起動までに時間がかかる上に画像作成処理も数十分を要するため、実用的とは言い切れないが、今後の発展が期待される。(画像の解析に約6分・処理に15分)

←Glazeで処理した画像 元画像→

本ソフトウェアは博士課程の学生とCS教授からなる学術研究グループによって開発されており、同チームは〈Glazeは、アーティストがAIの模倣に対抗するためのツールに向けた重要な第一歩となるものです〉と位置づけており、〈AIは進化を続けており、将来のAI対策に対してGlazeが効かなくなる可能性もあります。今後も係属して開発します。〉と今後の開発についてのロードマップも示した。

 

本技術やツールに関してはユーザーズガイドやFAQを参照されたい。

オタク総研編集部

著者 オタク総研編集部
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