「AIは手を描くのが苦手」は過去の話になるか―AI画像生成ツールMidjourney V5を発表


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Discord上で利用可能なAI技術を活用した写真・イラスト生成プログラムの「Midjourney」は16日、最新バージョンとなるMidjourney V5をリリース。これまで以上にバラエティに富んだ高精度かつ高画質な画像の出力が行えるようになったとしている。

中でもMidjourneyやStable DiffusionといったAI画像生成技術が苦手な分野とされていた「手の描写」について飛躍的な精度向上が話題になっており、早速V5を体験したユーザーからは「実物との見分けは不可能に近い」という声が多く見られた。

実際にMidjourney V5で出力された画像を見てみると描画された手の形状や指の配置、関節の形状がより自然になっており、従来のV4から大幅に改善されていることが見て取れる。さらに、解像度も2倍に向上しているほか2:1以上のアスペクト比での出力に対応している。(左が従来のV4、右が新しいV5)

なお、Midjourney V5を使用するにはDiscordのチャットで「/settings」と入力し、「設定」メニューを開き、MJオプションを選択→メニューでMJ 5を選択することで利用可能になり、なおかつプロンプト送信時に引数-v 5を設定する必要がある。

オタク総研編集部

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