Skeb、AI生成イラストを検出するAIの導入を発表

イラストの有償リクエストプラットフォーム「Skeb」はAI会社のHive社と契約を締結し、AI生成データを検出するAIのサービスへの導入を発表した。

Skebはサービス当初より、イラストや漫画はクリエイター自身によって描かれたもののみを受け入れており、AIによって生成されたデータは規約違反とみなすスタンスをとっており、これまではスタッフが目視で確認してきたと説明。今回のAI導入によって効率強化などが図られる見通し。なお、本AI導入によりクリエイターの新たな作業はないとしている。

本発表に際し、同社は生成系AIについての見解も合わせて公表しており、「AIはクリエイターを置換するのではなく、将来的にクリエイターの創作活動を支援する技術になる」とポジティブな面は評価している一方で、「特定のイラストレーターの画風を模倣するAIや任意のイラストを読み込ませて類似のイラストを生成するAIは、著作権者の利益を害する恐れがあり、問題がある」とコメントした。