『邪神ちゃん』、富良野市とのコラボを巡り「見てみて判断してほしい」と第9話を無料公開
2022年夏に放送されたTVアニメ『邪神ちゃんドロップキックX』と富良野市とがコラボして実施されたふるさと納税をめぐり、同市の決算審査特別委員会が「富良野市のイメージを落とす」として2021年度一般会計決算を不認定にしたことが話題を呼んでいる。
不認定とされたのは今回のふるさと納税にて募った資金を活用し制作された同作第9話の制作委託費3,300万円。
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制作された第9話「富良野に潤むラベンダー色の瞳」では、借金取りに追われた主人公の邪神ちゃんが日本のあちこちを逃げ回り、同作に登場するキャラクターが彼女を追いかける中で富良野の魅力を紹介するといった内容だった。
同作では富良野市以外の地方自治体ともコラボしており、地方編では帯広市・釧路市・南島原市なども巡り、それぞれの特産品や観光名所を紹介する正に旅番組を彷彿とさせるアニメとなっていた。
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また、『邪神ちゃんドロップキック』と地方自治体とのコラボ事例は本シーズンが初めてではなく、2020年に放送された第2期では千歳市とコラボし、スペシャルエピソードの『千歳編』を公開するなど前例も多い。
そのような状況だったので、SNSでは「邪神ちゃんは3期目で過激な内容を含む作品であったことは検証可能であったのではないか?」といった富良野市側の責任を問う意見が多く見られた。
制作側「映像を見て判断してほしい」
今回の一連の問題に対し、邪神ちゃんドロップキックX 製作委員会は第9話の1週間限定での無料公開を敢行。現在公式YouTubeチャンネルで見ることができる。
https://www.youtube.com/watch?v=Ah_DpM46wyg
制作側は、「映像を見てイメージがよくなったかどうかだけの簡単なアンケートにお答え下さい」とコメントし、Googleフォームにて意見を募っている。5段階評価での回答なのでぜひ見てみてはいかがだろうか。
©ユキヲ・COMICメテオ/邪神ちゃんドロップキックX製作委員会