アニメ『ワンピース』来年は「実質2クール分」と判明 3月まで充電期間、制作側の狙いは
現在フジテレビ系にて放送中のテレビアニメ「ONE PIECE」について、2026年より年間の最大放送話数を「26話」とする新体制を発表した。年間では実質2クール分の放送枠に相当する。
目標は「アニメ1話=原作1話」
これは10月28日に配信された「ONE PIECE NEWS」にて事前に告知していた重大発表として用意されたもの。発表によると、2026年1月から3月までは「充電期間」として放送を休止し、4月から新シリーズとなる「エルバフ編」が放送開始されることも明らかにされた。
今回の体制変更について、制作を担当する東映アニメーション側は「『ONE PIECE』世界の核心に入っていくための体制強化」と「物語を濃縮してお届けするため」と理由を説明している。
また、今後の制作方針については、原作漫画との関係を重視し、「原作1話分=アニメ1話分」を目指すと紹介した。

配信番組では図表を使って紹介されており、原作話数に対して何話アニメ化されたかを「アニメ化率」として算出。このアニメ化率を「100%」になることを目標にすると言及した。
2025年内は現在放送中の「エッグヘッド編」が12月末で完結を迎えるほか、作品自体が毎週日曜日深夜へと枠の移動を行うなど、大きな動きのある一年となっている。
『ONE PIECE』は、『週刊少年ジャンプ』にて1997年より連載中の、尾田栄一郎による大人気漫画を原作としたアニメ作品です。悪魔の実を食べ、ゴム人間になってしまった主人公・ルフィが、“麦わらの一味”の仲間たちとともに、“海賊王”を目指し大海原を冒険する物語が描かれる。
(C)尾田栄一郎/集英社・フジテレビ・東映アニメーション