107回目のコミケ、サークル申込数は4万超と判明 2.4万スペース分の当落発表
コミックマーケット準備会は7日、12月に開催される冬コミ「C107」のサークル当落結果を応募者に通知した。同会によると、今回の申込数は4万超と前回よりも多かったことも明らかになった。
コミックマーケットは前回のC106で1975年の第1回開催から50年を迎えたことを記念し、来夏のC108までの1年間を「50周年イヤー」と位置付け、様々な記念企画を展開している。一方で、前回からは東京ビッグサイトの大規模改修工事による影響で東1〜3ホールが使えない状況もあり、イレギュラーなオペレーションが採用されている。
10月の段階でもポストし、アピール挨拶でもご説明しましたが、C107はコロナ禍後最高の3万数千スペースの申込がありました。東8にもサークルを配置し、2日間でプラス約1千スペースとしましたが、なお、多くの抽選洩れが今回生じてしまっています。申し訳ありません。詳しくは下記をご参照下さい。 https://t.co/MxiC32qAbq pic.twitter.com/aIiURXrInj
— コミックマーケット準備会 (@comiketofficial) November 7, 2025
同会は当落通知の実施について「木当にありがとうございます。とはいえ、大規模改修工事で東1〜3ホールが使えない状況もあり、ホール割は結構大変でした」と説明。会場については東8ホールにもサークルを配置し、2日間で合計で約2万4千スペースを確保したという。
企業ブースについては、代替として西4ホールの一部を割り当てることとした。その他のホール等の使い方としては前回と同じく南1・2ホールをサークルに、TFTホールをコスプレ更衣室とする。1日目の企業ブースの開会時間は17時、2日目は7時20分と時間は16時半とし、前日開始時刻から会時間よりも延長して通常開催する。
同会は「工事の中、なるべく多くのサークルに参加していただこうということに手一杯ということもあり、50周年記念の大規模な展示等を行ったりするのも難しく、C106~C108の一年間を、50周年イヤーとして長めに祝っていこうとしている状況でもあります」とコメント。
「来年度、今度は東456ホ一ルの改修もあり、東京ビッグサイトがフルに使えない期間は今しばらく続きますが、使える施設を最大限活用して、参加者の皆さんに可能な限りコミケットを楽しんでいただけるように努力していきます」としている。