新潟市、東京ゲームショウに初出展 狙いは「ゲーム企業誘致」東京から1時間半の利便性武器に


新潟市、東京ゲームショウに初出展 狙いは「ゲーム企業誘致」東京から1時間半の利便性武器に
提供:写真AC

新潟市は9日、ゲーム産業の集積を目指し、日本最大級ゲームイベント「東京ゲームショウ2025」に初出展すると発表した。若者を中心に高い人気を誇るゲーム産業において、クリエイターが活躍できる雇用の場を創出することが狙い。

同イベントは9月25日から28日まで幕張メッセで開催される。そのなかで新潟市は全4日間、Hall10のE08ブースに出展し、新たなゲーム関連企業の誘致に向けて積極的なPR活動を展開するという。

出展では、すでに新潟に進出済みのゲーム企業・OGIXと連携し、新潟での事業展開の魅力やリアルな声を紹介する。同市は「東京から最短89分という抜群のアクセス」を強調するとともに、市内にゲーム・CG・イラスト・デザインなどを学ぶ多くの学生が在籍していることを強みとしてアピールする方針だ。

ブースでは全国トップクラスとする企業誘致補助制度などのゲーム関連の取り組みを紹介するほか、産学連携で制作したゲームの展示も行う予定。これらは新潟進出後に制作されたものという。また来場者向けのノベルティとして、オリジナルステッカーや花野古町・笹団五郎の限定グッズ、NFCタグ入りカードなどを用意する。

新潟市は「地方進出にご興味がある方は、是非、ブースにお立ち寄りください」とコメントしている。

Yoshioka

著者 Yoshioka
オタク総研媒体統括 兼 株式会社オタクリエイト代表取締役。アニメ、テクノロジー(ガジェット)、コンテンツビジネス、システム開発などを取り扱っています。PRプランニングやIP調達、制作事業の統括も兼任。好きなものは新作アニメ、海外スマホ、東南アジア。