『銀魂』20周年に新作映画制作決定!珠玉の名エピソード“吉原炎上編”を映像化 ⼀番汚い⿊幕からコメントも

空知英秋による人気漫画『銀魂』より完全新作映画『新劇場版 銀魂 -吉原大炎上-』が2026年に劇場公開されることが決定した。8月16日に開催された「銀魂まるちばーす祭り」において「銀魂20周年プロジェクト」の最後の大発表として明らかにされた。
今回映画化される「吉原炎上篇」は、原作史上最も熱い名エピソードとして知られており、江戸随一の繁華街である眠らない地下都市・吉原桃源郷を舞台とした物語。シリーズ初となるスクリーンサイズ・シネマスコープを採用し、アスペクト比2.35対1の大画面で吉原の「光」と「闇」を鮮烈に映し出す。完全新作で描く圧倒的スケールの激熱バトルとドラマが見られるという。
『銀魂』は2003年の連載開始から約20年を経て、コミックスシリーズ世界累計発行部数がデジタル版含めて7300万部を突破。テレビ・劇場アニメ化に加え実写映画や配信ドラマ化も実現し、2025年10月にはスピンオフ小説『3年Z組銀八先生』のテレビアニメ化も控えている。
「⼀番汚い⿊幕」空知先生からコメントも
16日のイベント「銀魂まるちばーす祭り」は東京の会場のほか全国の映画館でライブビューイングが実施され、日本全国から熱心なファンが集結。杉田智和、阪口大助、釘宮理恵ら豪華声優陣が一堂に会し、新作テレビアニメ『3年Z組銀八先生』の最新情報も解禁されるなど盛りだくさんの内容となった。
連載終了後も様々なメディアミックスにより多くのファンを楽しませ続ける『銀魂』。今回の映画化発表により「銀魂20周年プロジェクト」が締めくくられ、2026年の劇場公開への期待がさらに高まっている。
■空知英秋先⽣ コメント全⽂
皆様の応援のおかげで銀⼋先⽣アニメ化、そして、またまた映画が制作される事になりました。
ありがとうございました。
連載が終了してから6年もたつ作品が、未だに汚い⼤⼈達の⼩銭稼ぎの道具になり、味がしなくなるまでしゃぶり尽くされているのを⾒るのは、それはそれで作家冥利に尽きるなと通帳を眺めながら感じております。
銀魂はアニメも⼩説も映画も実写も全部なんとか成功…というか成功したように⾒せてギリギリ勝ち逃げしてきた稀に⾒る幸せな作品ですが、このままいくとどこかで⼤爆死するまで⽌まれない事になるので、そろそろ杉⽥さんの下半⾝事情等の問題で華々しく爆散し終わっていくのも銀魂的には勝ち逃げかなと感じております。
皆さん銀⼋先⽣、映画、共々、杉⽥智和のこれからの活躍にも期待していてください。
――⼀番汚い⿊幕より
©空知英秋/劇場版銀魂製作委員会