『ストⅡ』エドモンド本田が銭湯の魅力を発信!大阪で“銭湯絵”などお披露目

牛乳石鹸共進社とBEAMS JAPANが町の銭湯の楽しみを発信するコラボレーションプロジェクト「銭湯のススメ 2025 ~大阪・関西編~」の記者発表が8月6日(水)、大阪の銭湯「ユートピア白玉温泉」で関係者が出席して行われた。
「銭湯のススメ」は銭湯文化を広め、厳しい環境にある町の銭湯に若い人たちを呼び戻すため、牛乳石鹼と日本の文化を世界に紹介する事業を展開しているBEAMS JAPANが手を組んで2019年にスタート。今年で5回目をむかえる町の銭湯の楽しみ方を発信するプロジェクトだ。
牛乳石鹸の地元、大阪での開催は今回で3年ぶり2回目となる。
5回目となる今回は、大阪に本社を置くゲーム会社、カプコンの往年の大ヒットゲーム「ストリートファイターⅡ(通称ストⅡ)」とコラボ。「ユートピア白玉温泉」をはじめ、約160軒の大阪府内の銭湯や関西のビームス3店舗でコラボ展開する。
銭湯とストⅡのドット絵のキャラクターのレトロな雰囲気がマッチしたことや、ストⅡの力士のキャラクター「エドモンド本田」が銭湯を舞台に戦うことから今回のコラボに至ったという。
当日はドット絵で描かれたオリジナルの暖簾や浴場の壁に描かれたドット絵のストⅡ「銭湯絵」が公開された。ロビーに置かれた特注のストⅡゲーム機での対戦なども披露され、銭湯が丸ごと一軒ストⅡの世界観でジャックされている。
「原作愛」担当の牛乳石鹼の宮崎清伍さんは「銭湯とゲームという異色のコラボだが、両者とも知らない相手とコミュニケーションをとる交流の場であるという点で一致している」という。
大阪府公衆浴場業生活衛生同業組合理事長の宮前博一さんによれば「前回の万博のころは約2400軒あった大阪の銭湯は、いまや1割の240店舗程度まで減っているが、近年はサウナブームやインバウンドの影響で国内外から新しい利用客が増えつつある」そうで回復の兆しが見えてきている。
メインキャラクターとなっているストⅡの「エドモンド本田」は、馴染みの銭湯が経営難を救うため銭湯でストリートファイトを行い集客しているという設定で、今回のプロジェクトと親和性も高い。
宮崎さんは「銭湯好きがストⅡを知る、ストⅡ好きが銭湯を訪れる、そうして世代や文化を超えたコミュニケーションの場として銭湯の新たな可能性に挑戦していきたい」と取組みの目標を語った。
「銭湯のススメ 2025 ~大阪・関西編~」は「ユートピア白玉温泉」のストⅡジャックをはじめ、大阪府内160軒の銭湯が参加し、オリジナル暖簾の掲出やスタンプラリーを展開。異なる12軒の銭湯のスタンプを集めると先着4500にオリジナルタオル(非売品)をプレゼントする。
また関西のビームス3店舗ではポップアップショップを開催し、『ストⅡ』や「エドモンド本田」をデザインしたオリジナルアイテムを販売する。
「銭湯のススメ 2025 ~大阪・関西編~」は9月30日(火)まで開催されている。
詳しくは特設サイトや各ホームページを参照。
www.cow-soap.co.jp/sentounosusume2025