新たな“3つ折り”スマホ、中国メーカーが試作機披露 ファーウェイに続きサムスンも発売に期待


新たな“3つ折り”スマホ、中国メーカーが試作機披露 ファーウェイに続きサムスンも発売に期待

中国のスマートフォンメーカー・テクノが新たに折りたたみ式の”3つ折り”スマートフォンコンセプト機「Phantom Ultimate G Fold」を発表した。

TECNOとは中国深圳に本社を置くTranssion(伝音科技)が展開する世界有数のスマホやデジタルデバイスメーカーとして、アフリカ諸国や南アジア等の新興国で成長している。日本市場では展開してないいことから、国内での知名度は無に等しいものの、系列ブランドのInfinixと合わせてマーケットシェアを伸ばしている。

今回ティザー映像にて発表されたのは9.94インチのメインディスプレイを有しており、小型のタブレットをも上回る大画面サイズを実現する。折りたたみ方は三面鏡のように両方とも内側に折り込むような構造になっており、2024年にファーウェイが発売したMate XTの「Z」字型とは異なるのも特徴的。

報告によると厚さについては、折りたたみ時が11.49mm、完全展開時が3.49mmとされている。カメラ構成については3眼構成が確認できているが、具体的な仕様は明らかにされていない。

なお、これはあくまで「コンセプトモデル」であるため、実際に発売されるものではなく商用化するかは不明。しかし、これは同社にとって2台目の3つ折り端末となる。

2023年に発表したTecno Phantom Ultimate 2ではMate XTと同様、Z折り込みタイプだった。直近ではサムスン電子がGalaxyブランドから3つ折りスマートフォンを近く発表する見込みもあり、現在の「2つ折り」からさらなる進化が期待される。

著者 テクノロジー/ゲーム担当
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