JCBカード、Oki Dokiポイントが「Jポイント」に生まれ変わる　還元単位は大幅変更

ジェーシービー（JCB）は6月16日、自社が発行するクレジットカードの会員向けポイントサービス「Oki Dokiポイント」を刷新し、2026年1月から新サービス「J-POINT」を開始すると発表した。

JCBは1981年にクレジットカード業界初のポイントサービスを開始し、40年以上展開するなかで「Oki Dokiポイント」のリブランディングを決定。「もっと貯めやすく、もっと使いやすく。」をコンセプトに、名称とロゴが変更され、JCBの「J」を冠した「J-POINT」として生まれ変わる。

ポイント付与システムも還元単位が変更となり、200円の利用ごとに1ポイントが付与され、1ポイントは最大1円分として交換可にとなる。なお、現行は1000円＝1ポイント・1ポイント＝5円であるため還元率自体に変更はない。

しかし、ポイント算定は「月間利用金額」を元に決まるため、1回の利用が200円未満の少額の買い物でもポイントが蓄積される仕組みとしている。また、既存のOki Dokiポイント所有者については、リニューアル時に保有ポイントが5倍に換算されて自動的にJ-POINTへ移行される。

また、新サービスでは年間50万円の利用を達成するごとに翌月にボーナスポイントが付与される「J-POINTボーナス」制度も導入されるほか、オンラインショッピング経由でポイントが優遇される「J-POINTモール」も用意。最大20倍のポイント倍率になるとアピールしている。

新ポイント誕生を記念したキャンペーンも始動。「J-POINT誕生記念！総額6億ポイント還元キャンペーン」として、毎月1億ポイントを達成者の口数で山分けするという。