『地獄先生ぬ〜べ〜』新アニメ化、放送間近…映像は「深夜に相応しい怖さ」26年の時を経て期待誘う

1993年から1999年にわたって「週刊少年ジャンプ」(集英社刊)にて連載され、シリーズ累計発行部数2,900万部を誇る伝説の超人気オカルトコミック『地獄先生ぬ~べ~』の新アニメ化が7月2日(水)よりテレビ朝日系全国ネット“IMAnimation W”枠にて放送開始となる。
放送に先駆け、アニメ第1話と第2話の先行上映会が行われ、鵺野鳴介役の置鮎龍太郎さんが登壇。作品の見どころを語るトークを行った。また、本作の主題歌情報もこの日初解禁となり、オープニングテーマを手掛ける「-真天地開闢集団-ジグザグ」がサプライズで登壇。作品や楽曲の見どころを語りつつも、賑やかな笑いに包まれたステージが展開した。
『地獄先生ぬ~べ~』は、鬼の手を持つ霊能力教師・鵺野鳴介(ぬえの・めいすけ)こと“ぬ~べ~”が、妖怪や悪霊の脅威から生徒を命がけで守る学園ヒーローアクション作品。前作のアニメから劇場版やOVAを経て、実に26年ぶりの新アニメ化となった。
初お披露目となったアニメ本編の上映後、ぬ~べ~役の置鮎さんが登壇。さっそく完成した映像の感想を問われた置鮎さんは「1年前に新アニメ化が発表され、収録も1年前に始まり、ようやく皆さまにお披露目することができました。最初にアフレコしたアニメ(平成版アニメ)とは時代も変わり、新たに映像化できたことが嬉しいです。いつかまた演じられたらいいなという淡い希望を持っていたので、とても楽しく演じることができました。」と率直な感想が語られる。
また、序盤の物語では、ぬ~べ~と、謎の美青年・玉藻との激突が早くも描かれるのだが、玉藻を演じる森川智之さんも、同じく平成版からの続投。久しぶりに、森川さんと掛けあってみた感想を尋ねると「他の作品でも何度か共演する機会がありました。森川さん自身も、今でも一線で活躍されている方なので、なんの不安も無く演じることができました。平成版でも玉藻とはバトルをかなりしていて、ぬ~べ~自身もボロボロになり、僕自身もアフレコ時に疲弊していましたが、本作の2話でも、コンディションを維持するのがなかなか大変でした。」と収録時の印象を語った。
続けて、新情報解禁でバトルシーンをふんだんに取り入れた新PVが解禁となると、置鮎さんは、今回の新アニメの映像について「新しいチャレンジをしていると思う。今回、イベントに向けて完成映像を見せて頂きましたが、深夜に相応しい怖さとアクション要素が含まれているので、ぜひ楽しみにしてほしいです。」と期待を誘った。
その後、同時に発表された主題歌を担当するアーティスト・ジグザグも交え、作品に関するさらなるトークが展開。早速、ジグザグのメンバーに本編を観た感想を尋ねると、命 -mikoto-さんは「本当にワクワク、ハラハラしました。令和版だという感じもしました。」と興奮気味に語り、自身は今年2才だという設定を前置きしつつも、「(前世の)小学生の頃、たくさんアニメを観た記憶が遡り、感動しました。」と語る。
さらに、命 -mikoto-さんには、楽曲制作の際に大事にしたイメージを伺うと、「ぬ~べ~は、かっこよくて優しくて強い。愛があふれているように感じたので、そんなイメージとあわせて、愛や優しさ、力強さといった普遍的なイメージを歌詞にも込めました。また、平成版を彷彿とさせるような部分もオマージュとして加えているので、そんなところも感じてほしいです。」と楽曲への思いを語った。
また、主題歌に登場する「悪霊退散!」というキャッチーなフレーズについて、命 -mikoto-さん自らが考えたという振り付けを披露。会場の観客とともに、曲にあわせて振り付けのパフォーマンスを楽しむ場面も見られた。
様々なトークが飛び出したステージの最後に、登壇者から感謝のメッセージが贈られた。
置鮎「『ぬ~べ~』は、初めてTVシリーズで主人公を演じさせて頂いた思い出深い作品です。自分の中でも、一生忘れられないような作品だと思います。今回、映像を作ってくださったスタッフの皆様、支えてくださるたくさんの皆さまのおかげで、この作品が成り立っています。これからも皆さんのお力を借りて、盛り上がって頂き、この先も繋がっていけたらと思います。」
命 -mikoto-「このような機会を頂き、ありがとうございます。『ぬ~べ~』は思い出深いアニメで、まさか自分がオープニングテーマを担当できるとは思っていなかったです。『ぬ~べ~』と一緒に、主題歌も覚えて頂けたらと思います。」
龍矢 -ryuya-「素晴らしい作品のオープニングテーマを担当させていただき、ありがとうございます。毎週楽しみに、皆さんと一緒にSNS等でも感想で盛り上げていけたらと思います。」
影丸 -kagemaru-「このような機会を頂けて嬉しいです。26年ぶりのアニメ化で、時を超えて主題歌を担当させていただくことを光栄に思っています。皆さんとぜひ盛り上げて、再熱させていきたいと思います。」