『薬屋のひとりごと』第2期、猫猫役が“一番しんどかった”回とは?壬氏とのシーンも振り返り回想


『薬屋のひとりごと』第2期、猫猫役が“一番しんどかった”回とは?壬氏とのシーンも振り返り回想

去る5月10日(土)に徳島県徳島市にて開催された「マチ★アソビ vol.28」において、日本テレビ系「FRIDAY ANIME NIGHT」にて1月より放送中の新作アニメ『薬屋のひとりごと』第2期のステージイベントが開催。悠木 碧さん(猫猫役)と大塚剛央さん(壬氏役)が登壇した。

「アフレコの中で一番しんどかった」回とは?

イベントが行われたのは徳島県で、四国訪問が初めてという悠木さんは「ロープウェイのガイド音声はやったことがあったけれど、自分自身は初めて上陸しました。すごく嬉しいです。」と笑顔で挨拶。さらに、大塚さんも「東京から来ると空気が綺麗だなと思います」と、徳島の感想を語った。

そんななかイベントのメインとなったのは第2期を中心とした振り返りトーク。第25話から第42話までのストーリーについて、悠木と大塚はそれぞれの視点から熱く語られた。第1期からこれまで全体を振り返ると「第2期2クール目に入り、怒涛の濃さが来ていますよね。伏線が散りばめられているので、第1期から見直してほしい」強調する悠木さん。

関連して第31話「選択の廟」について話すと「全『薬屋のひとりごと』のアフレコの中で一番しんどかったんです。基本的に“薬屋のひとりごと”なので、ずっと猫猫がしゃべってるんですが、この話数は色や扉の進み方、国の過去の話など本当にずっとしゃべっていて…色の名前の漢字が全部一緒に見えてきてました笑」と貴重話を振り返った。

以降も第35話「狩り」・36話「華瑞月」では、猫猫と壬氏の関係性が大きく動くシーンが展開されたが、悠木さんは「密着する描写もありましたが、色気がありながらも決していやらしくない、清潔感のある綺麗な演出がとても好きでした」とコメント。大塚さんもこれには「どのくらいやったら良いんだろう」と返し、演じ方を悩んだという。「あのシーンを上手にまとめたのは大塚くんの力だったと思うよ」。

「ここからは怒涛の展開、一秒も見逃せない」期待誘う

その後の「教えて!猫猫&壬氏様 in 徳島~!」のコーナーでは、事前にSNSで募集した問いに回答。【猫猫と壬氏のシーンで一番好きなシーンはどこ?】という問いには、悠木さんは「第1期11話で壬氏からバックハグされるシーンです。壬氏のやわらかい部分が見えるのと、そんな壬氏の弱いところを見て突き放せない猫猫。お互いの弱いところが出ていて、そのピースが一瞬だけハマるのが好きです」と回答。大塚さんも「第1期の第9話です。ふたりの命への考え方が浮き彫りになる話数ですが、それぞれの生き方が詰まっている気がしていて。赤い光の演出も相まって、とても印象に残っています」と述べた。

続く【ご自身とプラス2キャラで旅行に行くなら、だれを誘いますか?またやってみたいことはありますか?】という質問では悠木さんが「猫猫は予約とか全部やってくれそうなのでメンバーに入れておきたいですね。割り勘も、誰がどこで払ったか全部覚えてそう」と笑わせ、「どこに行っても楽しそうだから、もう1キャラは小蘭かな…。でもそうなったら、子翠も入れたいので4人にしましょう!」と回答。一方の大塚さんは「お金持っている壬氏としっかり者の高順」と答えましたが、悠木は「壬氏は絶対訳わかんないタイミングでトイレ行きそう!しかも冒頭でお土産めっちゃ買いそう!なんでこのタイミング!?みたいなこと多そう」とツッコんだ。

最後の挨拶では、大塚さんが「この先本当に見逃せない展開続きますので、ぜひリアタイして一緒に盛り上がっていただけたら嬉しいです」と、悠木さんが「薬屋の制作チームがみなさんに絶対に感動してもらうぞと気合を入れて作っています。ここからは怒涛の展開、一秒も見逃せないので、皆さんドキドキ・ワクワクしながら楽しんでいただければと思います」と締めた。

©日向夏・イマジカインフォス/「薬屋のひとりごと」製作委員会

著者 編集部 アニメ情報担当