実写版『リロ&スティッチ』日本公開、初登場首位を記録 全米の好調に続き「大人世代を中心に動員数を伸ばしている」


実写版『リロ&スティッチ』日本公開、初登場首位を記録 全米の好調に続き「大人世代を中心に動員数を伸ばしている」

ウォルト・ディズニー・ジャパンは6日、日本国内で実写作品『リロ&スティッチ』を公開。オープニング2日間で興行収入3億3300万円、225,303人を動員したことがわかった。興行通信社の公表によると、国内週末興行では『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』を抑え初登場首位を記録した。

同作品は5月23日より全世界で上映を開始。全米においては前述の『M:I』(同日公開)を上回り、メモリアルデーを含むオープニング4日間で興行収入1億8300万ドル(約259億円)を記録していた。全米では6月1日時点で2週連続首位、世界規模では興行収入が6億4700万ドル(931億円ほど)を突破し、各国で週末興行収入首位を獲得していた。

本作品は2002年に公開されたディズニーアニメーション映画の実写化作品。これまでディズニーが実写化で成功を収めた『美女と野獣』『アラジン』を超える成績と製作元はアピールしており、なかでも幼少期にアニメーション版『リロ&スティッチ』を観て育った大人世代を中心に動員数を伸ばしているという。

初日の劇場の様子について、シネマイクスピアリの湯口支配人は「我々の予想以上に20~30代のお客様に多くご来場いただいており、上映後は涙で目をうるませて出てくる方もいらっしゃいます。世界中で大ヒットしているように、ファミリー層だけにはとどまらない大きなヒットが日本でも期待できるのではないでしょうか。」とコメントを寄せた。

さらに、Travis Japanが先日の国内ツアー最終日に日本版エンドソング「バーニング・ラヴ」のライブパフォーマンスも行われていた。

■リロ&スティッチ
公開日:6月6日(金)
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
原題:Lilo & Stitch
監督:ディーン・フライシャー・キャンプ
キャスト:クリス・サンダース(スティッチ役)/マイア・ケアロハ(リロ役)
オリジナル・サウンドトラック:ウォルト・ディズニー・レコード

本作が描くのは、両親を亡くした少女リロと姉のナニ、そして愛を知らない暴れん坊のエイリアン・スティッチの奇跡の出会いと、“オハナ<家族>”の大切な絆。少女リロと姉のナニは両親を亡くし2人きりで生活することになるが、ひとりでリロを育てようと奮闘するも若すぎるナニは失敗ばかり…。離れ離れになってしまいそうな姉妹の前に突然現れたのは、家族の愛を知らない暴れん坊のエイリアン、スティッチだった。予測不可能な彼の行動は平和な島に大混乱を巻き起こすが、その奇跡の出会いはやがて、希望を失いかけた姉妹を変えていく――。

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著者 編集部 アニメ情報担当