日本アニメ50周年記念『母をたずねて三千里』HD版が毎週CS放送!宮崎駿、高畑勲ら集結作


日本アニメ50周年記念『母をたずねて三千里』HD版が毎週CS放送!宮崎駿、高畑勲ら集結作

CS放送局のファミリー劇場は、アニメ制作会社である日本アニメーションの創業50周年を記念して、1976年に放送された名作アニメ「母をたずねて三千里」のHDリマスター版を放送する。6月1日より毎週日曜日朝6時〜。

同作品は、1976年に「世界名作劇場」の枠組み放送され、母と子の愛をテーマとした感動作として全国に知られた作品。今回の放送は、『ちびまる子ちゃん』などを手がける日本アニメーションの節目の年を記念した企画となる。

制作には、1974年に同じ「世界名作劇場」で放送され好評を博した「アルプスの少女ハイジ」のスタッフが再結集。宮崎駿氏が場面設定を、高畑勲氏が監督を担当している。当時のアニメ制作においては海外ロケーションが珍しかった中、本作品では「アルプスの少女ハイジ」に続いてイタリアとアルゼンチンでの海外ロケが実施された。

「母をたずねて三千里 HDリマスター版」(1976年・全52話)
6月1日(日)スタート[毎週(日)6:00~]
原作:エドモンド・デ・アミーチス『クオレ』
脚本:深沢一夫
監督:高畑勲
場面設定:宮崎駿
声の出演:松尾佳子、二階堂有希子、川久保潔、永井一郎、信沢三恵子

監督・高畑勲、場面設定・宮崎駿の長編連続アニメ。イタリア・ジェノバに住む9才の少年・マルコ(松尾佳子)。貧しい人たちのための病院を経営する父を経済的に助けようと、母がアルゼンチンに出稼ぎへ出て1年が経った。しかしそんなある日、母が病気になったという手紙が届いたきり、連絡が途絶えてしまう。意を決したマルコは父を説得し、母に会うためにアルゼンチンまでの一人旅に出るのだった・・・。

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著者 編集部 アニメ情報担当