制作当時に正式公開されなかった『赤毛のアン』特別編集版、全国60館で再上映決定!日本アニメ50周年記念で実現

日本アニメーションは3日、自社の創業50周年を記念し、劇場版『赤毛のアン ~グリーンゲーブルズへの道~』を一部映画館にてリバイバル上映することを発表した。上映期間は5月30日(金)からの2週間限定で、Filmarksが主催するリバイバル上映プロジェクトの一環として実施される。
『赤毛のアン ~グリーンゲーブルズへの道~』は、1979年に放送されたテレビアニメ『赤毛のアン』(全50話)の第1話から第6話を再編集した劇場作品。高畑勲監督が自ら監修した特別な作品ではあるものの、再編集された当時は正式な公開には至らず、2010年に三鷹の森ジブリ美術館配給で上映された。
今回の上映は、公開から15周年を迎える節目として、より大規模な劇場展開が予定されている。原作はカナダの作家ルーシー・モード・モンゴメリーが1908年に発表した小説『赤毛のアン』。制作には高畑勲監督をはじめ、宮崎駿、近藤喜文といった日本アニメーション史のレジェンドたちが参加しており、テレビアニメ版は「世界名作劇場シリーズ」の第5作として1979年に放送された。
上映劇場は全国60館が予定されており、今後も順次追加が予定されている。上映日や期間は劇場ごとに異なる場合があるが、大まかな上映劇場は以下の通り。上映に際してはオリジナルの来場者特典も予定されており、「詳細は後日発表いたします」としている。チケットは各劇場で販売され、大人1,600円、高校生以下1,000円。
『赤毛のアン~グリーンゲーブルズへの道~』作品情報
1908年に出版されたカナダの女流作家ルーシー・モード・モンゴメリーの「赤毛のアン」を原作とするTVアニメ「赤毛のアン グリーンゲーブルズへの道」を、「火垂るの墓」(88)の高畑勲監督が劇場版として再編集。全50話あるテレビシリーズの1~6話をまとめ、孤児院からカスバート家に引き取られてきた少女アンが、プリンスエドワード島の美しい自然のなかで、自分の居場所を見つけていくまでを描く。
監督:高畑勲
脚本:高畑勲、千葉茂樹、磯村愛子、神山征二郎
場面設定・画面構成:宮崎駿
キャラクターデザイン・作画監督:近藤喜文
美術監督:井岡雅宏
声の出演:山田栄子、北原文枝、槐柳二、羽佐間道夫、麻生美代子、坪井章子、京田尚子、吉田理保子
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