iPhone 16e発表で中古市場の「SE」人気再燃…販売ランキングで「過去最高の売上を記録」


iPhone 16e発表で中古市場の「SE」人気再燃…販売ランキングで「過去最高の売上を記録」

リファービッシュ品(整備済中古品)電子機器を国内外で取扱う専門マーケットプレイスBack Market Japanは、2025年1月1日から3月31日の間に取引されたスマートフォン販売台数ランキングを発表。日本国内では「iPhone SE」が販売数首位を獲得した。

リファービッシュ品とは、中古品として回収された電子機器を検査・クリーニング・修理し、全ての機能で正常作動が確認されている整備済製品を指す。Back Marketは日本、米国、欧州で取り扱いを行っており、各国のランキングを公表した。

発表されたランキングによると、日本のスマートフォン部門では「iPhone SE(2022) 64GB」が首位を獲得した。同モデルは、新品時の販売価格49,800円に対し、リファービッシュ品は30,381円から販売されており、価格面での優位性も評価されている。

第2位には「iPhone 13 128GB」、第3位には「iPhone SE(2022) 128GB」が続いた。日本市場においては、iPhone SEシリーズの人気が依然として高く、特に第3世代モデルが好調な販売を記録している。また、第2世代にあたる2020年モデルも4位につけた。新品価格49,800円に対し、販売価格15,826円と値落ちは否めない。0413-6f03p22x

 

 

 

 

一方で、米国と欧州市場では「iPhone 13 128GB」がスマートフォン部門でそれぞれ1位となった。これらの市場ではiPhone 14や15といった比較的新しいモデルのリファービッシュ品が上位に並んでおり、日本とは異なり「SE」シリーズは一つもランクインしていない。流通量の多さと値下げ幅の大きさが影響していると分析されている。

パソコン部門では、「MacBook Air(2020) M1チップ搭載モデル」が日本市場における販売数第1位となった。Appleの独自設計チップであるM1やM2を搭載したMacBookシリーズが主力製品として位置付けられており、性能と価格のバランスが評価されたとみられる。

販売元の担当者は、日本市場におけるSEシリーズの好調について「物理ボタンの使いやすさやコンパクトなデザイン、シンプルな機能が多くのお客様に支持され続けている商品です。今年に入りiPhone SE第4世代の発表が囁かれていましたが、2025年2月に『iPhone 16e』として発売されたことを契機にSEシリーズの需要が再燃し、日本市場で過去最高の売上を記録しました」と分析している。

Back Market リファービッシュスマホ販売数ランキング

■日本
1位:iPhone SE (2022) 64GB
2位:iPhone 13 128GB
3位:iPhone SE (2022) 128GB
4位:iPhone SE (2020) 64GB
5位:iPhone 13 mini 128GB
6位:iPhone 13 256GB
7位:iPhone 14 128GB
8位:iPhone 12 128GB
9位:iPhone 12 64GB
10位:iPhone SE (2020) 128GB

■米国
1位:iPhone 13 128GB
2位:iPhone 14 128GB
3位:iPhone 12 64GB
4位:Galaxy S21 5G 128GB
5位:iPhone 12 128GB

■欧州
1位:iPhone 13 128GB
2位:iPhone 14 128GB
3位:iPhone 12 128GB
4位:iPhone 12 64GB
5位:iPhone 15 128GB

著者 編集部 IT/デジタル担当
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