【解説】Switch 2、気になる「価格」「転売対策」どうなった?徹底した販売方針に日本ゲーマーから早くも高評価


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任天堂は2日、発表番組にて次世代ゲーム機「Nintendo Switch 2」の詳細を解禁。新機能からタイトルラインナップまで様々な新情報が明らかとなったが、特に多くのゲーマーが気にかけていた「価格」と「抽選販売」の概要が番組終了後に判明。ソーシャルメディアなどで話題になっている。

Nintendo Switch 2は任天堂が発売する家庭用ゲーム機「Nintendo Switch」の後継機として本年1月16日に初報が解禁。当時はティザー映像が公開されるに留まっていたが、今回の情報解禁では6月5日(木)に発売されることなどが明かされた。

価格は日本版が極端に安価…海外転売も対策見込み

なかでも反響を呼んでいるのが日本市場向けに採用された独自の価格設定。番組終了後に開設された公式サイトを確認してみると、4万9980円の「日本国内専用モデル」と6万9980円の「多言語対応モデル」の2種類が用意されており、その価格差は2万円にも及んでいる。北米現地の価格も「449.99ドル(約67,500円)」となっており、日本版がかなり安値に設定されていることがわかった。

この価格設定をめぐっては「昨今の円安による影響」「転売防止」の観点で注目されている。もし国内価格を海外価格に合わせれば、直近数年の円安市況や物価高騰を背景に、日本ユーザーの購入のハードルが高くなるのは言うまでもなく、そのための価格と捉えられる。とはいえ、海外との価格差については「こんなに離れているとは思ってなかった」「5万円以下は凄すぎる」との意見も目立った。

そして、日本国内専用モデルは「日本国内でしか使えない」「日本語のユーザーアカウントしか利用できない」というリージョンロックが設けられた。これは、単純に日本市場のみ低価格にすると今度は国内外の転売業者が日本版を大量購入する可能性もあり、こうした課題を払拭するためとされている。

なお、日本版では本体のみに加えて、同日発表された新作タイトル「マリオカートワールド」を同梱したセット商品を53,980円(税込)で用意するなど、より一層コスパの良さを感じさせるラインナップになっている。

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新ハードでは良い印象がない「転売対策」任天堂の対応は

このほか、現行のSwitchユーザーを中心に注目されていたのが、発売直後の転売対策。過去に「PS5」などの事例があっただけにゲーマーからは気にかける声が寄せられていたが、この度任天堂は公式ストア「マイニンテンドーストア」での抽選販売において以下の参加資格の条件を設けていることがわかった。

・2025年2月28日時点でNintendo Switchソフトの累積プレイ時間が50時間以上(体験版や無料ソフトは除外)
・「Nintendo Switch Online」に1年以上加入していること
・ニンテンドーアカウントの「国/地域」設定が「日本」であること

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特に最初の「50時間」という設定は「あまりゲームをプレイしないけどSwitch自体は保有している」というライト層でも達成する場合が多い絶妙な時間と話題になっており、これらの条件により、製品自体への関心のない転売が参入する余地を排除することへの期待がなさされている。

この販売方針について新規層の取り込みには向かないとしつつも、日本ゲーマーからは「真のファンを大切にしている」「転売屋対策として理想的」といったポジティブな意見が早くも多数寄せられている。抽選販売に関する詳細事項は4月4日以降、追っての発表が予定されている。

著者 山本晃平