売ってOK?システム要件に満たないPCにWindows 11を導入する「インストーラーUSB」が販売される


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ミニPCやDSP版Windowsの販売を行うニューライフニューデザインは、システム要件を満たさないWindows 10パソコン向けに利用する「Windows 11インストーラーUSB」の販売を2025年1月21日に開始した。価格は税込3,480円(ライセンスは別途必要)

本製品はWindows 11で新たに設けられたシステム要件を回避し、旧型PCへのWindows 11インストールを可能にするというもの。来る2025年10月14日のWindows 10公式サポート終了を前に、多くの個人ユーザーや企業が対応に苦慮している状況を受けて開発されたと説明している。

そのため、TPM 2.0やSecure Bootといった従来の制約を受けず、古いCPU(Intel第8世代以前やRyzen 2000シリーズ以前)にもWindows 11を導入できると主張している。加えてMicrosoftアカウントを必要としない、ローカルアカウントでのセットアップや、最新バージョン24H2の対応もおこなっているという。

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なお、こつしたシステム要件を回避する行為はMicrosoft社が本来想定した手法ではないため、動作が不安定になったり不具合を起こしたりする可能性がある。同社は「業務用PCや基幹業務への使用には適していない」と注意を促しており、あくまでやむを得ない場合における、新たな選択肢として位置づけられている。

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そして、このブートディスクは外部ツールを使うと無料で作成することができるため、個人でUSBなどのメディアを持っているならば、特段購入する必要はない。「Rufus」などを利用して作成できるが、それらの操作が難しいユーザーのための製品であるようだ。同社は自作PC等に用いられる「DSP版」と呼ばれるエディションのWindowsパッケージの販売を行っているが、直接の提携による販売ではないため、自己責任の上で利用する必要がある。

著者 編集部 IT/デジタル担当
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