「パルワールド」の運営会社、インディー開発者の支援事業を発表 資金提供やパブリッシングでサポート


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「パルワールド」の運営元で知られる株式会社ポケットペアは先日、ゲームタイトルのパブリッシング事業への参入を発表。「Pocketpair Publishing」を通じて、インディーゲーム開発者や小規模スタジオを対象とした開発支援を開始する。

同社の新規事業は、資金提供、開発支援、パブリッシングの3点を支援の取り組みとして挙げており、Pocketpair Publishingの最初のプロジェクトとして、イギリスを拠点とするゲーム開発スタジオ「SURGENT STUDIOS」の完全新作ホラータイトルのサポートを発表した。

Pocketpair Publishing責任者のJohn Buckley(Bucky)は、「ゲーム制作には多くの挑戦が伴いますが、私たちはその過程を少しでも軽減し、クリエイターが理想を追求できる環境を提供したいと考えています。」と意気を伝え、「私たちは、開発者の自主性やビジョンを尊重しながら、共に素晴らしい作品を世界中の皆様に届けられるよう努めてまいります」とコメントした。

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具体的なプロジェクトの詳細については、今後の発表を予定している。ポケットペア社は昨年秋、任天堂から特許権侵害での提訴を受けた際にコメントで「当社は東京を拠点とする小規模なインディーゲーム開発会社です。私たちの目標は常に楽しいゲームを作り続けることです。」「インディーゲーム開発者が自由な発想を妨げられ萎縮することがないよう、最善を尽くしてまいります」と、同分野と絡めた声明を公表していた。

著者 編集部 経済・社会担当
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