【レポート特集】『MyGO!!!!!×トゲナシトゲアリ』対バン開催!アニメから飛び出したリアルバンドが交錯する圧巻のステージ【写真18枚】


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レアすぎるコラボステージに熱狂の渦

あっという間に、2組のパフォーマンスは終了。しかし、最高のステージをまだ終わらせまいと、会場にアンコールの声がこだましていく。

期待に応えるように登場したのは「トゲナシトゲアリ」の3人、そして「MyGO!!!!!」から燈。観客たちによるどよめきの声が収まらないままスタートしたのは「雑踏、僕らの街」。

『トゲナシトゲアリ×燈 from MyGO!!!!!』のスペシャルステージがスタートした。冒頭の「変わらないはずはないよ 手を伸ばして」のフレーズを燈が歌い上げると、多大なる熱量の大歓声が会場を包み込む。

理名と燈が交互に歌詞をなぞっていくなか、ラストの「何もかも君次第で 僕次第さ」のときには、2人が互いに手を伸ばし合う貴重なパフォーマンス。不協和音のなかで、確かに世界線がクロスした瞬間だった。

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曲が終わると、「MyGO!!!!!」の面々が「トゲナシトゲアリ」では定番の挨拶”おつとげー”と言いながら登場。青木が「同じ境遇のバンド仲間だけど、ライブの雰囲気が全然違ったりして、すごく楽しかった!対バンできて本当に嬉しかった!」と感想を語った。

MCを終え「トゲトゲ」のメンバーがステージからはけたかと思うと、理名だけがステージの中央に残っている。そう、続けて『MyGO!!!!!×井芹仁菜 from トゲナシトゲアリ』が始まった。

披露された楽曲は、TVアニメ『BanG Dream! It’s MyGO!!!!!』のOPを飾る「壱雫空」。理名らしい芯のある歌声はそのままに、さらりとメンバーのなかで存在感を強めていく。最後は”6人”で大きな円を描くようなフォーメーションで演奏を終え、奇跡のような時間が幕を閉じた。

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夕莉と朱李もふたたびステージに戻り、全員が一言ずつ挨拶。

林は「MyGO!!!!!とトゲトゲさんって、どこか近しいところがあるんじゃないかと思っています。」「また、トゲトゲさん5人とMyGO!!!!!5人と、会える日が来たらいいなと思いながら、MyGO!!!!!も頑張っていこうと思います。」と前向きなコメントを残した。

小日向は「こんなに素敵なライブで2025年を始められたことを、すごく嬉しく思います!私自身、MyGO!!!!!の皆と、そよちゃんとステージに立たせていただける感謝を感じた一日でした。」と笑顔で語った。

夕莉は「ずっと楽しみにしてきたライブだったので、こんなたくさんのみなさんと一緒に時間を共有できて最高。MyGO!!!!!さんは本当にかっこよくて、私たちがステージに立ったときには、すでにすごい熱気がたちこめていた。これからも一緒にやっていきたい!」と熱く語った。

朱李の番になると、突然「トゲマイ最高ー!」とシャウトし会場を笑顔に。続けて「推しのみなさんと共演できるなんて、私としては”夢を撃ち抜いてしまった瞬間”でもあるライブでした。」と、『バンドリ!』愛を感じる感想を綴った。

最後は、理名と羊宮が「本日は誠に……」と声を合わせたのに続き「ありがとうございました!」と全員がマイクなしで感謝の気持ちを伝え、大盛況のなかステージは幕を閉じた。(取材・文:川上良樹)

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■この記事の著者が執筆したインタビュー記事「『ガールズバンドクライ』本格派の作中バンド“トゲナシトゲアリ”が語る舞台裏」もチェックしてみてください■

楽曲セットリスト

【MyGO!!!!!】
M1 迷星叫
M2 歌いましょう鳴らしましょう
M3 砂寸奏
M4 処救生
M5 影色舞
M6 無路矢
M7 潜在表明
M8 孤壊牢
M9 音一会

【トゲナシトゲアリ】
M10 雑踏、僕らの街
M11 空白とカタルシス
M12 空の箱
M13 声なき魚
M14 誰にもなれない私だから
M15 視界の隅 朽ちる音
M16 傷つき傷つけ痛くて辛い
M17 サヨナラサヨナラサヨナラ
M18 名もなき何もかも
M19 爆ぜて咲く
M20 運命の華

EN1 雑踏、僕らの街
トゲナシトゲアリ×燈 from MyGO!!!!!
EN2 壱雫空
MyGO!!!!!×井芹仁菜 from トゲナシトゲアリ

©BanG Dream! Project ©東映アニメーション/Photo 冨田味我

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川上良樹

著者 川上良樹
「エンタメ×ビジネス」領域の取材をメインに活動するフリーライター。各種イベント・ライブレポートも幅広く担当する。 趣味は0時になった瞬間の漫画アプリ巡回。ワンドリンク制のライブも好き。