星野源では無理だったが…Adoの「フォートナイト」コラボ実現に期待集まる コラボしやすそうな理由とは


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12月1日にチャプター6シーズン1が開始した「フォートナイト」。予告トレーラーでは日本を代表する覆面アーティスト・Adoの楽曲「踊」が使用され、今後ゲーム内でも「Adoコラボがくるのではないか」と期待を寄せる声があがっている。

話題のトレーラーは、11月29日にフォートナイト公式YouTubeで公開された動画。新シーズンの舞台のモチーフになったのは日本、名前を「鬼ノ島」という。

その動画では、新たに実装された壁キックや壁登りといった移動機能に加え、高速の連続斬撃を繰り出す剣「タイフーン・ブレード」や炎で大ダメージを与えることができる「火の鬼の仮面」などといった新武器を映像で紹介しているのだが、そのBGMとして「踊」が流れているのだ。

疾走感あるプレイ画面とマッチしていて、プレイヤーからの評判は上々。ネット上でも、「フォトナでAdoちゃん聴けると思わなかった〜」「Ado民さんこれを機にフォトナやりませんか」「コラボ神すぎ泣く Adoさん来たら速攻課金だろこんなん」などと大興奮の反響があがっている。

今後、Adoとコラボしたスキンやエモート、ロビーで流れるBGMが追加される可能性は一体どれほどか。

前シーズンでは、海外アーティスト・EMINEM(エミネム)をはじめ、Ice Spice(アイス・スパイス)、Snoop Dogg(スヌープ・ドッグ)などとコラボ。本人をモデルにしたスキンや、エミネムの代表曲「Rap God」が流れる武器が登場している。

Adoの「踊」は、一般社団法人「日本音楽著作権協会(JASRAC)」が一部の著作権を管理しているが、主に広告分野とゲーム分野に関してはその管理下にない。つまり、Adoコラボが実現しやすい環境といえる。

2022年6月には、星野源がフォートナイト内のバーチャルライブで楽曲「恋」を披露し、それに乗じて「恋ダンス」エモートの発売が期待されたが、実現には至らず。当時、プレイヤーの間では「恋」がJASRACの完全管理下であることが関係しているのではないかとの憶測が飛んでいたが、その点Adoの場合、楽曲によって著作権の管理範囲は異なるものの「うっせぇわ」「新時代」「私は最強」などが「踊」と同じ管理状況である。これは今後におおいに期待してもいいかもしれない。

ただでさえ日本モチーフのマップで盛り上がっているなか、さらにAdoコラボまできてしまったら…。いちプレイヤーの妄想は捗るばかりである。

著者 神山勝丸
ドラゴンボールとドラクエ、鳥山明を愛する30代。好きなアニメはサザエさん。