さよならLightning端子――新型iMac発表で周辺機器がUSB-Cに完全移行 ただし背面コネクタは継続


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米・アップルは現地時間の28日、同社のデスクトップPC「iMac」の新型を突如発表。最新チップM4を搭載したMacとして注目を集める傍ら、アクセサリー類の刷新が話題に。充電端子を独自規格のLightningから汎用のUSB-Cへと移行したことが分かった。

アップルはiMacやMac ProなどのデスクトップPC向けに専用アクセサリーとしてマウス、キーボード、トラックパッドを同梱、発売しており、本体と統一感あるデザインが好評を博している。一方で、これらの充電端子は独自規格のLightningであったことから長らくの間「USB-C化」を求める声が多かった。

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しかし、MacやiPadなどの他のAppleデバイスに比べてアクセサリーは対応の優先度が低いからか、対応が遅れていたが、この度USB-C化が実現した。ただし、専用マウス「Magic Mouse」において「充電している姿がひっくり返った虫見たい」と不評だった端子の位置は現行と変わらず背面が続いている。

今回発表された新型iMacでは、1.7倍の生産性向上や2.1倍の高速化を実現した自社開発プロセッサ・M4チップを搭載。アップルが注力し、日本国内でも翌年より提供が始まる「Apple Intelligence」の活用も念頭に置いたスペックになっている。

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また、iMacはカラーバリエーションが特徴で、今回もグリーン、イエロー、オレンジ、ネイビー、パープル、ブルー、シルバーなどカラフルな選択肢が提供されている。

著者 編集部 IT/デジタル担当
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