家族再生物語『妻、小学生になる。』TVアニメが放送開始!初回先行カット&悠木碧らキャスト陣の注目ポイント
「家族がひとつになった瞬間に注目」見どころポイントを共有
この日は1話と2話の世界最速上映という貴重な機会ということで、登壇者たちに見所を尋ねることに。まずは岩中から……となるはずが、「はじめに謝っておきたいのですが、僕は1話、2話には出てきません」と宣言してみせて、会場は大笑い。それでも「出ていないなりに見所を言いますと、僕はオープニングのアニメーションがめちゃくちゃ好きです。オープニングの最後当たりで圭介がワーッと走るところがあるんですが、そこに色がついていくところがすごく好きなんです。そこを実際に観ていただきたいと思います」と伝えて会場を沸かせた。
続く小島が「わたしたちは一足先に全話観させていただいたんですが、岩中くんが言ったオープニングから、エンディングまででこのお話だと思っているので、それを全部含めた上でメッセージを受け取っていただけたら」と語ると、野村も「最初は麻衣と圭介がふさぎ込んだ日々から始まるのですが、そこから止まっていた家族の時間が動き出すことになります。その家族がひとつになった瞬間に注目していただけたら嬉しいです。」とそれぞれに見所をコメント。
さらに悠木が「家族のシーンはもちろん観て頂きたいんですが、それと同時に貴恵の学校のシーンを観て頂きたいです。中身がおばさんの貴恵が学校に行くんですよ。そこは面白いからぜひ観て頂きたいですね」と語ると、最後に平川が「10年前に亡くなった妻が小学生になって帰ってくるというのは、ファンタジー要素が満載だと思いますが、それ以外はどこにでもいそうな人たちが繰り広げる人間ドラマとなっています。
だからひとりひとりが紡ぐセリフの重み、厚み、温度とか、そういったものを丁寧にフィルムにのせて、皆さんにお届けできているんじゃないかなと思うので、皆さん耳をそばだてて、そしてつぶさにすべてを観ていただけたらうれしいです。ですから、あえてすべてが見所だと言わせていただきたいと思います!」と力強く呼びかけた。
そしてそんなキャスト陣を見守っていた阿部監督は「皆さんがおっしゃった通りだと思います。原作を読んだ方はどんな物語か分かると思いますが、最終的にはおじさんの純愛と、家族の成長みたいな部分がド直球で投げられる作品なので。そのどんどん変わっていく部分を見落とさないように観てください。」と付け加えた。
©️村田 椰融/芳文社・妻小プロジェクト