お値段約12万円!もはや高級機の「PS5 Pro」発表…新映像技術でグラフィック性能向上、既に最適化タイトルも用意
ソニー・インタラクティブエンタテインメントは日本時間の11日、次世代ゲーム機「PlayStation 5 Pro」(PS5 Pro)の展開を発表した。価格は119,980円(税込)で、11月に発売されるほか、9月からは先行して予約も開始する。
同日0時よりYouTubeにて公開された短時間の発表映像によると、PS5 Proは現行のPS5から大幅に性能を向上させ、より高精細なグラフィックと滑らかな60FPSのフレームレートを実現するという。具体的にはGPUパワーが67%増、GPUメモリが28%高速化されることで、ゲームのレンダリング速度が最大45%向上する。レイトレーシング機能の向上で、現行PS5の2〜3倍の速度で光線を投射できるようになったという。
さらに、AIを活用した新たな映像機能「PlayStation スペクトルスーパーレゾリューション」(PSSR)機能を導入し、映像のディテールの改善もなされたとして、担当者は「これまで以上に高精細なグラフィックを、滑らかな60FPSのフレームレートでプレイしたい」というユーザーの声に応えたと説明した。
また、PS5 Proは8,500以上のPS4ゲームとの互換性を持ち、一部のタイトルではパフォーマンス向上や画質改善が期待できるとして、8K解像度にも対応。多くのゲームデベロッパーがすでにPS5 Pro向けの最適化を進めており、『Alan Wake 2』や『FINAL FANTASY VII REBIRTH』など、多数の人気タイトルが「PS5 Pro Enhanced」として機能強化される予定だという。
PS5 Proは11月7日に発売予定で、価格は119,980円(税込)。注意点としては一律してディスクドライブが付属しない事があり、必要に応じて別売り品を購入する必要がある。ストレージには2TBのSSDを搭載し、DualSenseワイヤレスコントローラーと『ASTRO’s PLAYROOM』が同梱される。日本での予約受付は9月30日午前10時から開始される。