『リゼロ』アニメ第3期を前に“映画祭さながら”のイベント開催 スバルに因んだ質問の回答に歓喜、アフレコ秘話も語られる


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2024年10月より放送開始のTVアニメ『Re:ゼロから始める異世界生活 3rd Season』について、8月30日からテレビ放送に先駆けて第1話の劇場先行上映が始まる。これを記念して、8月10日(土)に新宿・歌舞伎町シネシティ広場と新宿バルト9にて舞台挨拶イベントが行われた。(詳細レポート/オフィシャル)

引きこもりの高校生、ナツキ・スバルが突如、異世界に迷い込み、銀髪のハーフエルフ・エミリアと出会ったことから始まる物語『Re:ゼロから始める異世界生活』は、2016年にテレビアニメ化。OVA2作を経て、2nd seasonが2020年から放送され、原作10周年となった今年、2024年10月から満を持して待望の3rd seasonが放送開始となる。

そんな本作では10月から始まるテレビ放送に先駆けて、90分拡大版となる第1話「劇場型悪意」が8月30日(金)より全国劇場での2週間限定の上映が決定している。8月10日に行われたジャパンプレミア カーペットイベントと先行上映会前の舞台挨拶には、小林裕介さん(ナツキ・スバル役)、高橋李依さん(エミリア役)、岡本信彦さん(ガーフィール・ティンゼル役)、天﨑滉平さん(オットー・スーウェン役)、山根綺さん(リリアナ・マスカレード役)、安済知佳さん(シリウス・ロマネコンティ役)の豪華キャスト6名が出演した。

炎天下のなか小林裕介さん=ナツキ・スバルの「ビクトリー!」で会場の心が一つに!

まず、カーペットイベントでは、「リゼロ」ファンが炎天下の中、歌舞伎町のシネシティ広場に集結。OPテーマ「Reweave」が響き渡る中、キャスト陣それぞれが嬉しさの込み上げる表情と緊張の面持ちで登場。また、エミリア、レム、ラムと本作のヒロインの着ぐるみも一緒に登壇すると、特にレムとラムは今日が初お披露目とのことで、高橋さんは「かわいい〜!」と思わず興奮の面持ちを見せた。

一同が集合したのち、キャスト陣が大歓声の中でレッドカーペットを闊歩。会場で配布された本作特製うちわを手に、ファンの方々が手を振って大盛り上がり。この日キャストはキャラクターをイメージしたエレガントな衣裳をまといました。フォトコール、サウンドバイツが展開され、映画祭さながらの雰囲気に包まれた。

小林さんが「暑いけど、気持ちいいです!」と話せば、高橋さんも「レッドカーペットでのイベントは初めてなので楽しいです!」と笑顔。サウンドバイツでは、本作の推しキャラを問われる一幕も。小林さんが最初に振られると、自分を指差すエミリア役のお茶目な高橋さん。小林さんがもちろん、「エミリアです!」と答えれば、高橋さんも「2nd sesonでエミリアの騎士様になってくれたスバルです」と頷き合う二人の呼吸はぴったりでした。岡本さんはラム、ヴィルヘルム、天﨑さんはご自身の役のオットーを挙げつつ「個人的にはミミが好きです!」と話し、山根さんは「ベアトリスちゃんです」、安済さんは「ペテルギウス」を挙げて、シリーズの今後の展開を思わせる回答も飛び出した。

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その後はステージでのトークが繰り広げられ、シリーズ初の1話90分SP&劇場公開となることについての感想を問われた高橋さんは「1st season、第1話の60分を思い出しました」とコメント。続く、小林さんも「久しぶりの収録でも“久しぶり感”がなく、楽しく収録の日を迎えました」と語った一方、3rd seasonからの参加の歌姫・リリアナ役の山根さんは「劇中歌が多くて、頭いっぱいになった収録現場でした」とコメント。

さらに、本作のスバルの「死に戻り」にちなんだ質問も。「苦しい思いをしたとしてもやり直したいことは?」という問いに、岡本さんは、「高校時代に筋トレをやり過ぎて、身長が伸びなくなってしまいました」とバドミントン部に熱中した日々を回想。天﨑さんは「10代の頃に戻り、音楽をやってみたいですね」と思い思いの回答の中、一方の小林さんは「ないです!」ときっぱり。「スバルを演じているだけに簡単に”死に戻り”たいとは言えません」と役への想い溢れるコメントを残し、盛り上がった。

ジャパンプレミアを締めくくるフォトセッションや新たなビジュアルも解禁される中、小林さんの「 両手を掲げて?」の掛け声に、キャスト&観客全員が両手を挙げて「ビクトリー!」と叫びます。劇中のスバルのセリフが高らかに響き渡り、会場の心が一つになった。

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キャスト陣がトークセッションでアフレコ秘話を明かす

カーペットイベントののちにキャスト陣がやってきたのは、新宿バルト9のスクリーン。8月30日より公開となるを前に第1話の先行上映が行われ、お披露目の前に小林さん、高橋さん、岡本さん、天﨑さん、山根さん、安済さんが登壇。本作にまつわるトークセッションを繰り広げた。

先ほどの猛暑のレッドカーペットイベントを受けて、「こんにちわ、涼しいっていいですね!」と小林さんは喜びの笑み。高橋さんは「今日は来てくれて、すごーくありがとう」とエミリアの声で会場を一瞬で魅了したほか、続く岡本さん、天﨑さんは自身のキャラクターの下の名前で、観客とコール&レスポンス。山根さんはリリアナのセリフで3rd seasonへの期待を高めて、安済さんは「ありがとう、ごめんね」という不敵なシリウスの決め台詞を観客に届けた。

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続いては「『劇場型悪意』のアフレコについて印象的だったこと」2話題が移ると、岡本さんが「熱いアフレコだったよね」と話すと、天﨑さんも「映像がほぼ出来上がっていました」と語らった。3rd seasonから参戦の安済さんはアフレコについて、「初めて台本からキャラを作ってはだめだと思いまして、台本と映像を何度も見比べました」と包帯がぐるぐる巻きのシリウス役のビジュアルを意識したと明かした。

山根さんは本作シリーズへの愛を現場で伝えたそうで、「小林さん、高橋さんのインタビューも拝見していました!」と『リゼロ』ファンぶりをアピール。山根さん、安済さんへの、小林さんたちの温かい視線にアフレコの裏側が垣間見えた。

最後は、高橋さんが「皆さんは一番最初に本作をご覧になる方々です!面白さを脳に焼き付けて、浴びていってください!」と力強くメッセージ。小林さんは「今日ご覧になる方は10月の本放送まである意味、酷だと思いますが、それは僕らも同じです(笑)。とにかく心を無にして頂き、待ちに待った『3rd season』を楽しんでください!」と締めくくった。

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(C)長月達平・株式会社KADOKAWA刊/Re:ゼロから始める異世界生活製作委員会

著者 編集部 アニメ情報担当