悪質アフィリエイト案件を書いたブログが消費者庁摘発=DYM転職の水増し問題(小話61)

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アフィリエイトプログラムを用いてプロモーションを行い、金銭を得ようとするいわゆる”アフィブログ”。そんなサイトが消費者庁に摘発されたとして話題になっていた。

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「DYM就職」と「DYM新卒」というサービスは本来15%の就職率にも関わらず、96%の就職率と詐称して宣伝活動を行っていたとして消費者庁による調査・改善勧告が先月行われた。

その際に消費者庁が一連の詐称事件を文書としてまとめているため見てもらいたい。

■株式会社DYMに対する景品表示法に基づく措置命令について[PDF]

https://www.caa.go.jp/notice/entry/028525/

文書内で、『「じょぶおたく」と称するアフィリエイトサ イト』と名指しで摘発している。

上記サイトではアフィリエイト案件としてで「DYM就職とは?就職率96%の第二新卒・既卒・フリーターに特化したエージェント」のような謳い文句で表示の詐称に加担していたとされる。

その他、複数のサイトでも同様の手口で誤表示情報を使ったアフィリエイト案件を利用したとされている。

このような問題で万が一摘発された場合、俗に言う「悪質アフィリエイター」と認識されかねない。今回の場合は摘発だけで済み、再発防止の勧告だけで良かったが例えばオンラインカジノ等の法的にグレーなアフィリエイト案件の場合は刑事責任や損害賠償請求などのリスクも孕む。

事実関係を把握した上でアフィリエイト案件を受理することが望まれるだろう。