『ヘブンバーンズレッド』簡体字版を配信開始、中国本土に進出『Angel Beats!』コラボも実施


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グリー子会社のWFSは17日、ビジュアルアーツの「Key」と共同開発したドラマチックRPG『ヘブンバーンズレッド』の簡体字版の配信を開始した。中国本土の展開にあたり、現地企業のbilibili Gameがパブリッシャーを務めている。

本作は「最上の、切なさを。」をテーマに掲げ、自社のゲームブランド「ライトフライヤースタジオ」とビジュアルノベルゲームを多数展開する「Key」との共同開発で運営するスマートフォンゲーム。『AIR』『CLANNAD』などで知られる麻枝准氏が原案・メインシナリオを手掛け、キャラクターデザインは『アトリエシリーズ』などで実績のあるゆーげん氏が担当し、50人を超えるキャラクターを生み出している。

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日本では2022年2月の配信開始以来、Google Play ベスト オブ 2022にて「ベストゲーム 2022」を受賞するなど、高い評価を得ており、国外展開では2023年2月に台湾、香港、マカオ、韓国でリリース。今回、中国最大級の動画共有サイトであるbilibiliのゲームブランド「bilibili Game」によるパブリッシングのもと、本土での展開が始まった。

簡体字版の『ヘブンバーンズレッド』は「炽焰天穹(チーイエンティエンチョン)」という簡体字タイトルで展開されるといい、展開と同時に「Key」の代表作『Angel Beats!』とのコラボレーションイベントも開催されることも決定。このイベントは、日本での配信1周年時にも実施され、好評を博した経緯があるという。

なお、東アジア外の展開としては、7月初旬にアメリカ・ロサンゼルスで開催されたイベント「Anime Expo 2024」にて、英語版の配信が決定。こちらは中国に本拠地をおき『ブルーアーカイブ』などのスマホゲーム展開で知られるYostarの関連ブランドがパブリッシャーを務めることがわかっている。

※本記事は投資一般に関する報道を目的としており、投資の勧誘を目的としたものではありません。投資に関する決定はご自身のご判断において行われるようお願いいたします。

オタク総研編集部

著者 オタク総研編集部
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