Key贈るスマホRPG「ヘブンバーンズレッド」英語版をYostarが発表 初のアジア圏外展開、麻枝准氏も思い綴る


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モバイルゲームパブリッシャーのYostarは5日、北米最大規模のアニメイベント「Anime Expo 2024」において、スマートフォン向けRPG『ヘブンバーンズレッド』の英語版配信を発表。WFS(グリー)が開発を、Yostar Gamesがパブリッシャーを担当する。

『ヘブンバーンズレッド』はWFSの「ライトフライヤースタジオ」とビジュアルアーツの「Key」が共同開発し、2022年2月に日本でリリースされたスマートフォン向けドラマチックRPG。『AIR』を筆頭に数々の名作を手掛けた麻枝准氏が15年ぶりに自ら手がけた完全新作ゲームとして、原案・メインシナリオおよび音楽を担当。

配信した2022年にはGoogle Play Best of 2022において三冠を獲得し日本国内で高い評価を受けているほか、国外展開では2023年2月に台湾、香港、マカオ、韓国でリリース。この度、東アジア外の新たな展開として、欧州圏に向けた英語版「Anime Expo 2024」Yostar Gamesブースにて初披露し、本作のアートワーク、キャラクター、音楽などが展示されているという。

Yostar Gamesのヴァイスプレジデント秦斯堯(チン・スーイャォ)氏は本作発表に際して「Yostar Gamesがこのゲームの英語版に関われることを非常に光栄に思い、『ライトフライヤースタジオ』と『Key』」の信頼に感謝しています。私たちは国際市場における深い理解とパブリッシングの経験を最大限に活用し、より多くの国際的なプレイヤーに『ヘブンバーンズレッド』の魅力を体験してもらえるよう努めます。」とコメント。また、開発側からもコメントが寄せられている。

▼原案・メインシナリオ 麻枝 准
たい焼きブームがあったと思いますが、その要因となった『Kanon』という作品の原案・メインライターを務めた久弥直樹くんをご存じでしょうか。自分はその作品でサブライターを務めていました。彼が始めた「泣けるノベルゲーム」を20年以上追求し、その果てに辿り着いたのがこの『ヘブンバーンズレッド』という作品です。彼はテクニックで泣かせましたが、自分は力業でそれを行います。ヘブバンとはそれがすべてです。彼がたい焼きブームを巻き起こした地で、奇しくもリリースされる日が来るとは!運命を感じざるをえません。『Heaven Burns Red』をこれからどうぞ、よろしくお願いします。

©WFS Developed by WRIGHT FLYER STUDIOS ©VISUAL ARTS/Key Published by Yostar Games

オタク総研編集部

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