僅か19分で満充電、125W充電を実演披露…モトローラの新型高性能スマホ「edge 50 pro」発表ハンズオン


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Lenovo傘下のモバイルブランド・モトローラは3日、新型スマートフォン「Motorola edge 50 pro」および「edge 50s pro」の国内展開を発表。50 proは7月12日より公式オンラインストア「MOTO STORE」や各種EC、家電量販店、MVNO「IIJmio」で取り扱いを開始する。

Motorola edge 50 proは、「美しいデザインに高性能を凝縮した5Gスマートフォン」と銘打つ、同社edge proシリーズの最新モデル。50 proと50s proの2モデル展開となっているが、仕様はいずれも同一で50s proはソフトバンク専売という違いのみ。価格は79,800円(税込)。

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本機の最大の特徴は、独自規格の「TurboPower」急速充電に対応する点で、充電速度は125W。わずか19分で1%→100%の充電が完了するという。3日に都内某所で行われた新製品会見では、本機の紹介パートでは実機を使った充電デモも披露。約20分間設けられたプレゼンテーション中に100%の満充電が完了、初期状態が数%だったことから想定よりも早く終わり、そのスビードをアピールした。充電器は同梱するほか、PD互換ありとのこと。

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処理チップにはクアルコム社のSnapdragon 7 Gen3を採用。フラグシップ端末向けの「8」からワンランク下の型番ではあるものの、ゲームやエンタメといった一般的な用途には必定十分のほか、7万円台の価格帯を加味すると相応といったところ。メモリは12GB、ストレージは256GBとそれぞれ潤沢な構成となっている。

また、近年ベンダー各社が積極的に展開を進めている生成AIについても、moto aiと呼ばれる独自の機能群を備えており、カメラ撮影における後編集などに用いられている。また、撮影した写真の特徴を分析してテクスチャ壁紙を作成する…などのおまけ程度の機能にも活用されているよう。

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外観については、「デザインを両立させた」と謳うだけあって一定のこだわりがあるといい、本体筐体にはカーブエッジとヴィーガンレザー仕上げの背面を採用、持ちやすさと高級感を演出。本体カラーは、ブラックビューティー、リュクスラベンダーに加え、ソフトバンク限定のバニラクリーム、計3色展開となる。

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ディスプレイは画面サイズ6.7インチ、リフレッシュレート144Hzに対応した有機ELとなっており、滑らかな映像表現も可能に。カメラ性能については、5,000万画素のメインカメラを含むトリプルカメラ構成で、3倍光学ズームや光学手ぶれ補正、レーザーオートフォーカスなどの機能を搭載。これらの機能により、低光量環境下でも鮮明な写真撮影が可能となっている。

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その他の特徴としては、おサイフケータイ対応のFeliCa機能が搭載。モバイルSuicaなどの交通系やQUIC Payといったキャッシュレス決済が利用可能なほか、マイナンバーカード関連の機能では今後のOTAアップデートにて「端末内搭載」が可能になるといい、現在認証機関と調整を行っているとのこと。

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市井

著者 市井
オタク総研 媒体統括。専門領域はアニメ、テクノロジー(ガジェット)、プログラミング、コンテンツビジネス

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