この夏注目のメディア化原作TOP10『推しの子』『君に届け』マンガから『魔導具師ダリヤ』ラノベまで多数=BookLive調べ


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総合電子書籍ストアのBookLive(ブックライブ)は5日、2024年夏にメディア化が控える書籍を対象にした「作品注目度ランキング」を発表した。

本ランキングは同サービスの会員2,099名から寄せられたアンケートを元に、アニメ化、ドラマ化等のメディア化で注目されている作品を紹介するもので、結果首位には『【推しの子】』が獲得した。

1位の『【推しの子】』は、2020年より「週刊ヤングジャンプ」(集英社)にて『かぐや様は告らせたい』の赤坂アカが原作、『クズの本懐』の横槍メンゴが作画としてタッグを組む大人気コミック。2023年4月から6月にかけてTVアニメ第1期が放送され、主題歌とともに注目を集めた本作が、7月3日から第2期がスタート。2.5次元舞台編を描く同作とともに、物語が先行する原作にも注目が高まっている。

▼『【推しの子】』ユーザーコメント
「アイドル業界の内情にサスペンス要素も加わり、⾒ていてワクワクする。」「⿊川あかねちゃんが好きなのですが彼⼥の⾒どころもなかなか多くて楽しみです」「原作読んでいて⾯⽩い。ちょっとダークな感じとギャグな感じのバランスがよい。」

以降もマンガ→アニメ化、映画化の流れでは『キングダム』『僕のヒーローアカデミア』などの人気作がならぶなか、3位には『君に届け』も。2017年まで「別冊マーガレット」で連載されており、すでに2度のアニメ化歴を持つ同作だが、今夏にはNetflix独占配信にて10年越しの最新シリーズ『君に届け 3RD SEASON』が控える。

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そしてラノベ→アニメ化としては、5位に『魔導具師ダリヤはうつむかない』がランクイン。本作は2018年より小説サイト「小説家になろう」にて連載され、MFブックスの単行本発行部数は375万部を超える。また、7位には人気作家・西尾維新による「物語」シリーズの最新作『オフ&モンスターシーズン』が本日6日より放送開始となる。

▼『魔導具師ダリヤはうつむかない』ユーザーコメント
「主⼈公のキャラがイキイキしてて応援したくなります。」「転⽣・異世界・ワーキング・恋愛要素、すべて備えて絵柄もパーフェクトな作品。」「逆境に負けず⾃分の好きなことに没頭できるダリヤが羨ましいです。」「ダリヤちゃんには好感が持てて幸せになってほしいと⼼から願います。」

その他、ドラマ化としては、『青島くんはいじわる』や『しょせん他人事ですから〜とある弁護士の本音の仕事〜』が登場。8位の後者は2021年より電子レーベル「黒蜜」(白泉社)にて連載を開始し、既刊6巻のコミックスは累計発行部数210万部を突破、7月19日からドラマ化される。

2024 年夏のメディア化注⽬度ランキング

1位 【推しの⼦】 [アニメ化]
2位 キングダム [映画化]
3位 君に届け [アニメ化]
4位 ⻘島くんはいじわる [ドラマ化]
5位 魔導具師ダリヤはうつむかない 〜今⽇から⾃由な職⼈ライフ〜 [アニメ化]
6位 僕のヒーローアカデミア [映画化]
7位 <物語>シリーズ [アニメ化]
8位 しょせん他⼈事ですから 〜とある弁護⼠の本⾳の仕事〜 [ドラマ化]
9位 ブラックペアンシリーズ [ドラマ化]
10位 もしも徳川家康が総理⼤⾂になったら [映画化

市井

著者 市井
オタク総研 媒体統括。専門領域はアニメ、テクノロジー(ガジェット)、プログラミング、コンテンツビジネス