煉獄さん出演に感激…『鬼滅の刃』無限城編、劇場三部作で制作決定 伝え方が「粋すぎる」「感動モノ」と大反響


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毎週日曜日にフジテレビ系にて放送のテレビアニメ『「鬼滅の刃」柱稽古編』について、6月30日にオンエアされた第八話をもって「柱稽古編」が終幕。放送後に特報として、続編となる「無限城編」が劇場版三部作として制作されることが発表された。

同時に公式SNSではティザービジュアルや特報映像も解禁に。「繋いだ想い<永遠>を胸に────」をキャッチコピーに据え、竈門炭治郎と鬼殺隊最強の剣士《柱》、そして珠世が闘志を燃やすビジュアルになっている。そんなアツすぎる新情報発表だったが、「鬼滅ファン」からはその伝え方が「粋すぎる」として大いに盛り上がった。

視聴者やファンの想像を上回る粋な計らいに反響

30日放送の最終話・第八話は23時15分より一時間拡大版として展開されることが事前に伝えられていた。放送尺は翌0時15分までだったが、本編自体は日が変わった0時ちょうど頃には終了。その原作人気が故に「ほぼ『無限城編』の制作は確定だろう」と云われていただけあって、残り15分でその特報が伝えられることを期待した方も多かっただろう。

そんななか始まったのは、これまでのテレビアニメでお馴染みだった炭治郎たちによる番外コーナー「コソコソ噂話」。次回予告も兼ねての企画だったこのコーナーの最終回には甘露寺蜜璃が登場し、炭治郎と語らう様子が描かれたほか、「炎柱・煉獄杏寿郎の大正コソコソ噂話」も展開。これまでのエピソードが振り返られると、突如「懐かしいな!俺も覚えているぞ」と煉獄さんの声が。

画面外から聞こえるかのような形で、ボイスのみの出演として「いよいよ鬼舞辻との闘いだな」「頼んだぞ!」とのセリフが発せられると、二人の背を向くカメラワークに。「絶対鬼舞辻を倒そうね」「必ず!」と意気込みはじまったのが、無限城編の特報映像だった。(地上波オンエアでの構成)

サプライズとも言えるような煉獄さんのボイス出演はさることながら、自然な特報へのつなぎの演出にファンからは「あまりにも粋過ぎる」「感動した」と大反響。オンエア後のXでは「#鬼滅の刃」に次ぐトレンド2位に「煉獄さん」がランクインした。

なお、本情報発表後、制作会社のufotableから、今回の「最終話次回予告」をイメージしたグッズ販売の展開も決定。トレーディング仕様のWEBくじとして「炎柱・煉獄杏寿郎の大正コソコソ噂話」のアクリルスタンドやマグカップなどが景品になるという。こちらも合わせてチェックしておきたい。

アニメ「鬼滅の刃」は、集英社ジャンプ コミックス1巻~23巻で累計発行部数1億5000万部を突破した吾峠呼世晴による漫画作品が原作。アニメーション制作はufotable。家族を鬼に殺された少年・竈門炭治郎が、鬼になった妹の禰󠄀豆子を人間に戻すため、《鬼殺隊》へ入隊することから始まる本作は、2019年4月よりテレビアニメ化、翌年には『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』を公開し、アニメ史上に残る大ヒットを記録。以降も『遊郭編』『刀鍛冶の里編』を放送し、2024年4月からは『柱稽古編』が全8話にて放送された。

(C)吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable

著者 編集部アニメ情報班