「ローチケ」チケット発券巡り公式が説明 新仕様は継続、再発券は問い合せにて対応


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4月3日にチケット販売サービス「ローソンチケット(ローチケ)」のアプリ内で実施された仕様変更について、運営元のローソンエンタテインメントは翌4日、SNSで寄せられていた利用者からの意見を受けて、補足説明を行った。

「ローチケ」アプリで行われた今回の仕様変更は、電子チケットを表示(ダウンロード)した後に「アプリの再インストール」や「チケットの再表示」「機種変更」などの操作を行うと、再表示できなくなるもので、「電子チケットの不正防止」を目的に行われたものだと発表されていた。

この仕様変更を巡り、発表直後のXでは「気をつけた方が良いです」と啓発するユーザーの投稿が5万いいねを超える拡散を記録したことを契機に、「発券後にスマホ壊れたりSIM変えたりした場合はイベントに参加できなくなるの?」などと心配する声が続出。関連ワードが一時トレンドにランクインするほどの注目を集めていた。

これを受けて、翌4日にローソンエンタテインメントからのお知らせが公式サイトにて発表され、今回の新仕様は継続して提供すること、そして、チケットの再表示が必要な場合は、ローソンチケットカスタマーまで問い合わせをする必要があることを説明した。

また、再発券の手続きについては「お客様の状況をお伺いさせていただきました後、再表示設定をさせていただきます」としており、対象の公演やチケット情報、利用中の端末情報などを問い合わせフォームにて送信しなければならない。運営側の手動対応になるため、平日等の対応が取れやすい時間帯での問い合わせが必要になることが想定される。

市井

著者 市井
オタク総研媒体統括 兼 合同会社サブカル通信社執行役社長。専門領域はアニメ、テクノロジー(ガジェット)、プログラミング、コンテンツビジネス。PRプランニングやIP調達なども担当しています。新作アニメ、海外スマホ、東南アジア好き。
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