『スプラトゥーン3』新シリーズ突入直前!エンジョイ勢が気になる3つの新武器


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12月1日から『スプラトゥーン3』の新シリーズが始まり、今から新武器を試したくてウズウズしている人も多い。ウデマエS+15、ガチヤグラ2000、ガチアサリ1600という明らかなエンジョイ勢であり、コンブトラックでのガチエリアを誰よりも好む筆者もその1人。新シリーズで追加される9つの新武器の中から注目している武器を主観的に取り上げたい。

まず早くも“環境武器”の呼び声が高い「ジムワイバーヒュー(ジムヒュー)」。サブウエポンはポイズンミスト、スペシャルはカニタンク(カニ)となっている。もともとジムワイパー(ジムワイ)は殺傷能力が飛びぬけており、サブのクイックボム(クイボ)とのコンビネーションで対人においてかなりの強さを誇っていた。

ジムヒューはポイズンミストで遠くからけん制して、徐々にスペシャルを貯めてカニを発動する、というジムワイとは違ってちょっと引いた位置からプレッシャーをジワジワかけられそう。メイン、サブ、スペシャルのバランスがとにかく優れており、あらゆるシチュエーションで活躍できそうな印象。

筆者はショクワンダー(ショクワン)を使いこなせず、『ショクワンダー祭り』ではただただオロオロしてやられるのみで、試合後半には一切ショクワンを使わずに塗りに徹した苦い思い出がある。また、前線に出る勇気もスキルもなく、ジムワイはサーモンランくらいでしか使ったことがない。スペシャルがショクワンよりも使いやすいカニで、ポイズンミストで遠めからでもストレスを与えられるため、ジムヒューを使ってみたい。

たくさん倒されそう

「スプラマニューバーコラボ(マニュコラ)」も注目せざるを得ない。マニュコラの場合、「使いたい」というよりは「たくさん殺られそう」という意味で気になっている。サブはカーリングボムのため前線に上がりやすくなり、ただでさえマニューバー系とマッチアップした時は、視線が追い付かずに気付いたらデスしている、ということが多い筆者にとってこのメインとサブの組み合わせは脅威。

また、マニュコラのスペシャルは「スーパーチャクチ(チャクチ)」。『スプラトゥーン2』では“最弱スペシャル”と揶揄されていたチャクチではあるが、かなり強化されて『スプラトゥーン3』に帰ってきた。チャクチは発動後は高くジャンプして前方2か所からインクの拳を作り、自分の拳と合わせて3つの拳を振り下ろす、というもの。

スプラトゥーンの公式Xにはチャクチを使用した動画がアップされているが、“強化版のサメライド”と言っても差し支えないレベルで爆風の範囲がとにかく広い。しかも強力。ガチエリアやガチアサリなどあらゆるルールに順応できる万能さも感じられる。

同動画を見ると「めっちゃ強そうじゃん…」とゲンナリするのと同時に「自分でも簡単に使えるかも」「早くチャクチ使いたい」と期待感も湧き出る。しかし、明らかに同動画のプレイヤーが上手すぎるため、いざ自分が使ったら「あの動画みたいに全然上手くいかないじゃん」と落胆する未来も今から見えている。とにもかくにも、マニュコラには近づかないようにしたい。

ブラスター系の入門版?

個人的に一番期待している武器は「S-BLAST91(Sブラ91)」。サブはクイボ、スペシャルはナイスダマとなっている。Sブラ91の無印武器「S-BLAST(Sブラ)」をはじめとしたブラスター系は、エイムが終わっている筆者には到底扱えない代物。しかし、敵に命中した時の「パチン」という甲高い音を聞きたい。自分がやられた時ではなく。

ブラスター系には憧れるがあるが、使った時にはデス数がキル数の3倍くらいになり、味方さんに迷惑をかけるためあまり使えない。しかし、クイボがあれば「パス」と軽く外しても、すかさずクイボで追加ダメージを与えればキルがとれる。最悪相打ちに持ち込めるかもしれない。

一応、ブラスター系の新武器としては「ホットブラスターカスタム」も登場する。ただ、サブがポイントセンサーとなっており、敵に目印をつけたところでエイムに自信がない筆者にはやはり難しい。まずは Sブラ91 を使用してなんとかキル数とデス数のトントンにしたい。そして、ブラスター系の感触を確認しながら、ゆくゆくは「ノヴァブラスター」「ラピッドブラスター」などを使いこなせるようになりたい。

TEXT: 望月悠木(フリーライター)

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オタク総研編集部

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