アメリカの名門大学で「原神をプレイする講義」があると話題 学生主導カリキュラムの一環で開講
アメリカの名門私立大学として知られるカーネギー・メロン大学(CMU)にて、人気オープンワールドRPG「原神」を取り入れた講義が行われていることがRedditなどで注目を集めている。
話題となった講義は「Genshin Impact – Team Building」との名称のもとで開講されており、CMU公式サイトに掲載のシラバスによると「原神」を実際にプレイし、ゲーム内で強いパーティー(チーム)の構築を通じ「チームビルディング」を習得するというもの。
この講義はStudent Taught Courses (StuCo)と呼ばれる学生が自治的に教え合うカリキュラム制度のもとで行われており、教授や講師が開講する専門的な内容ではないものの、一定の要件を満たすと最大3単位の取得が可能になるという。
実際に講義に参加したとするRedditユーザーによると「参加したほかの学生と原神をプレイできて楽しかった」と述べた上で、単位認定には試験で「自分の作ったパーティーを運用し、2分以内に指定されたボスに勝つ」必要があったと説明していた。
続けて同ユーザーはこれまでにも「原神」に関連したコースはStuCoで行われていたと述べており、翌年春には「Genshin Impact – Theorycrafting 101」という新たなコースの開講も予定されていると共有した。世界大学ランキングに名を連ねる有数の名門校ならではの“学生主導”で取り組む、人気ゲームを通じた学びに興味を示す声が多く寄せられていた。