クリエイター通販のBOOTH、18禁商品のPayPal決済対応を終了 ”銀行提携”で独自決済システムの浸透視野


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クリエイターによる物販・デジタルコンテンツの販売プラットフォーム「BOOTH」(運営:ピクシブ)5日、サービス内における成人向けコンテンツの決済手段からPayPalの対応を終了することを発表した。

同日公開されたお知らせによると、対応終了は即日(10月5日)反映されており、現在は利用することができなくなっている。なお、同サービスは昨年末よりJCBブランドでのクレジットカード決済に対応しており、こちらは引き続き利用できるとのこと。

PayPalはCtoC・BtoCの送金プラットフォームとしてサービス開始以降、18歳未満の閲覧を禁止するデジタルアダルトコンテンツに対する支払いを制限しており、同じくピクシブ社が運営するイラストコミュニケーションサービス「Pixiv」では2017年時点で「PayPal決済はアダルトコンテンツの購入には利用できません。」との対応を取っていた。

日本国内のクリエイター向けプラットフォームを巡ってはクレジットカードをはじめとした外資系決済事業者による引き締めが相次いでいる。こうした状況に対し、ピクシブ社はふくおかフィナンシャルグループの金融機関「みんなの銀行」と提携し、BOOTH内にて新たな決済手段「ピクシブかんたん決済 powered by みんなの銀行」の提供を本年より開始していた。

「ピクシブかんたん決済」を利用することでアダルトコンテンツの購入も可能になり、「みんなの銀行」の口座をpixivアカウントと連携することでレジットカード等を介さないシームレスな直接決済を実現する。

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