インタビュー:遂にアニメ『呪術廻戦』第2期スタート!五条悟役・中村悠一さんが語る「懐玉・玉折」の見どころとは?


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「週刊少年ジャンプ」(集英社刊)にて連載中、シリーズ累計発行部数8,000万部突破のコミックを原作とする大人気TVアニメシリーズ『呪術廻戦』の第2期がついに7月6日より放送・配信をスタートした。本記事ではそんな待望の『呪術廻戦』「懐玉・玉折」放送開始を記念し、五条悟役を務める中村悠一さんのオフィシャルインタビューをご紹介する。

※本インタビューは放送前に公開されたもので、第25話視聴前の方も御覧頂ける内容になっています

五条 悟役・中村悠一 オフィシャルインタビュー

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ーー「懐玉・玉折」の原作やシナリオを読まれたときの印象を教えてください。
「物語の流れの大前提として必要な、過去にどんな出来事があったのかがわかるエピソードになります。本編でもとても重要な存在である“天元”という名前が出てきます。この世界の成り立ちというか、世界がどういうことになっているのか説明があるという印象だったので、過去の話ではありながらも、しっかりとこの先に繋がっていく大事な話だと思いました。」

ーー「懐玉・玉折」の見どころはどんなところになりますか?
「五条 悟は生まれた時から高い能力を持っていたんですけど、それがこのエピソードを通して覚醒していく。どのような流れで能力が成長していくのかという所が、本作の見どころになってくると思います。」

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中村悠一さん

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ーー演じている五条 悟の魅力を教えてください。
「これまでも通して答えているのは「わかりません」ということで、それしか言いようがないんです。僕自身は、キャラクターをこの作品の中で“生きる”ように作らなければならないので、その上で、この人の魅力はここですとは考えないし、わからないんですね……。オンエアを見たところで、カッコいいと思うシーンはあっても、彼の何がカッコいいのか具体的にはよくわからない。僕としては他のキャラクターに対して、成長したり、バックボーンや色んな面が見られたりするからカッコいいなと思う事はあります。今回そういう意味では、最強と言われている五条のバックボーンが少しだけ出てくるので、そこを魅力に感じていただければいいなと思っています。」

ーー若き日の五条 悟を演じてみていかがでしたか?
「年齢的に若くするといっても、それは感覚的な部分で言葉にするのはすごく難しいんです。今回は「よりいい加減なところがあるのかな?」とか、「裏打ちされたものがない、根拠はないけど『自信』はあるんだろうな」等と想像してキャラクターを再構築していきました。これまで演じてきた五条って、色々な強敵と戦ってきた経験値がある上での振る舞いなんですよ。なので、そこから経験値を引いた状態にしていかなければいけないなと思いました。」

ーー放送へ向けての意気込み、視聴者へのメッセージをお願いします。
「少しお待たせしてしまったかもしれませんが、TVシリーズ第1期と『劇場版 呪術廻戦 0』を経て、原作の続きをお届けできるタイミングが近づいてきました。今回はスタートから、五条 悟という人物をより深く知ることができます。そのあとは、第1期以上に戦いが多いシリーズになっていくのかなと感じております。主人公たちにとってもツラい戦いに突入してはいくのですが、盛り上がると思いますので(笑)、ぜひ作品を一緒に盛り上げていただきたいなと思っています。よろしくお願いします。」

第25話(2期1話)あらすじ・カット

第25話『懐玉』
行方不明者が多発する曰くつきの洋館の調査に派遣された術師の歌姫と冥冥。洋館に潜入し、呪霊の結界術に気づいた二人は、結界を破るための行動に出るが、突如建物が崩れ始めてしまう。宙に放り出されたその瞬間、目の前に現れたのは―。2006年。最強の2人の、もう戻れない青い春が始まる。

作品情報

〈作品ポータル〉『呪術廻戦 (2期)』最新ニュース・あらすじ・グッズ・番組表・Twitterまとめ

<第2期 放送情報>
7月6日から毎週木曜23:56~MBS/TBS系列全国28局にて放送開始!

<「懐玉・玉折」ストーリー>
最強の2人 戻れない青い春

2018年6月、両面宿儺を己の身に宿した虎杖悠仁。
2017年12月、祈本里香の呪いを解いた乙骨憂太。
そして更に時は遡り2006年(春)—。高専時代の五条 悟と夏油 傑。
呪術師として活躍し、向かうところ敵のない2人の元に、不死の術式を持つ呪術界の要・天元からの依頼が届く。
依頼は2つ。天元との適合者である“星漿体(せいしょうたい)” 天内理子、その少女の「護衛」と「抹消」。
呪術界存続の為の護衛任務へと赴くことになった2人だが、そこに伏黒を名乗る“術師殺し”が“星漿体”の暗殺を狙い介入する…。
後に最強の呪術師と最悪の呪詛師と呼ばれる五条と夏油、道を違えた2人の過去が明かされる―。

©芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会