Liella!、3rdライブから”UOの使用”が明確に禁止…環境改善せず「ご配慮→ご遠慮→禁止」

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12月より宮城を皮切りに開催されるツアーイベント「ラブライブ!スーパースター!! Liella! 3rd LoveLive! Tour ~WE WILL!!~」にて「UO使用の明確な禁止」が新たにレギュレーションとして追加されたことがSNS上で大きな話題となった。

UOとは「ウルトラオレンジ」のことでライブやコンサートで用いられるサイリウムの一種。日本オムニグローから発売された「超高輝度ウルトラオレンジ」の略称としてUOという呼び方が定着した。

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UO は化学反応を用いて光を発するケミカルライトと呼ばれるもので、LED で発光させるタイプのペンライト(キングブレードなど)と比べても光量が強く、発光継続時間は約5分と短い傾向にある。

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カラーはオレンジ一色で、同様の商品としてよく例に挙げられる「大閃光」よりもカラーバリエーションは少ないものの光量が強い。(大閃光にもarc 極と呼ばれる光量増強シリーズも存在する)

特に今回話題となったラブライブとUOとを巡っては過去にも様々な歴史があり、ラブライブ!(無印)では高坂穂乃果のパーソナルカラーが橙色に近かったことから多用され、μ’sのファイナルライブでは「Snowhalation」の際にUOとペンライトのオレンジで東京ドームを染め上げ話題を誘った。

しかしながら非常に強い光量が特徴であるため、UOの使用がレギュレーション違反として禁止にされるライブイベントもあり、ラブライブ!(無印)の後続プロジェクトとなったラブライブ!サンシャイン!!では「高輝度タイプの使用はご遠慮ください」となっていた。

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これらの歴史を経て、2021年より本格的に活動を開始したラブライブ!スーパースター!!のライブでは過去2回、UOや大閃光の使用に関して「ご配慮ください」「ご遠慮ください」という曖昧な表現で利用を敬遠・禁止されていた。

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しかし、状況は改善されなかったのか、この度3rdライブでは「高輝度サイリウムの使用は鑑賞の妨げとなるので禁止」という明確な禁止が公式発表によって明らかとなった。SNS上ではUO問題を巡ってたびたび論争が起こっており、真価を問われていた最中での公式から発表されたため、大きな話題となったというわけだ。

ライブ特設サイト

UO販売サイト(画像出典)