まんだらけ、アダルト商品の販売停止について「アニメ・マンガなどは対象外」=取材


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本日11月15日、古物の買取販売を行う「まんだらけ」の都内2店舗に対し、約半年間に渡りアダルト商品の販売を停止する行政処分が決定したことをTBS NEWS DIGなどが報じた。

対象となる店舗はまんだらけ渋谷店と中野店。同店舗を運営する株式会社まんだらけは本年5月、違法な「ビニ本」を販売した容疑で関係者が書類送検された。その後不起訴となったものの、このたび東京都公安委員会による行政処分が決定したという。

【速報】「まんだらけ」に行政処分 アダルト商品半年間の販売停止へ(TBS NEWS DIG Powered by JNN)

アダルト商品の販売停止に関して、SNS 上では「アニメや漫画・ゲームのアダルト商品も販売停止に該当するのか」といった声が見られた。『風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律』の第4条では写真などの実在作品・実写作品が対象とされ、架空のキャラクター等を題材とした漫画やイラスト・ゲームなどの非実写作品は対象外とする解釈される一方、公式の声明が無いことから疑問の声が上がっいきた。

そこで、行政処分に関する一連の報道に際し、オタク総研は株式会社まんだらけに対するメール取材を実施。

同社はまんだらけ中野店と渋谷店で今月18日から来年5月16日までの180日間アダルトグッズやビニ本などのアダルト商品販売停止の行政処分が決定したことは「事実である」とし、アニメやマンガといった非実写のアダルト商品の販売については「影響を及ぼさない」と回答した。

また、同社は本件に関し「まんだらけで「実写アダルト」商品をご購入いただけない状況が半年ほど続くこと、ご不便、ご心配をおかけしまして申し訳ございません」と述べていた。

【e-Gov】風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律

※本記事内の画像・テキストはNordot規約に準拠して引用しています