【特集】『シャインポスト Be Your アイドル!』開発陣に訊く発売後のリアルな手応え―反響受け「熱量の高まりを感じる」心境語る
【今後について】今起きていることのほとんどが、製作委員会にとって驚き
――プロジェクトとして、その先についてはいかがでしょうか。
石原:まずゲームに関して言うと、Nintendo Switch 2の普及を待ちながらも、妄想含めて様々な可能性を模索はしていて、永島とも話し合っています。
先日、「シャインポスト第1回国勢調査」というアンケート企画を実施しましたが、なんと想定を大きく上回る数の回答をいただき、僕たちも驚きました。その内容は全て目を通しましたが、「そうだよね」と頷けるものもとても多かったです。
細々とでも何か提供できるものがあればと思っていますし、特に物語をお届けしたいという気持ちは強いです。現時点でお約束してお伝えできるものはないですが、今後も公式Xなどをチェックしていただければと思います。
――ゲーム内外で人気の高まりを実感しています。
石原:やはり4カ月経過したなかでも反響の大きさというのは感じています。今でも配信者の方によるゲーム実況が行われていたり、9月にはゲーマーズさんでポップアップストアがあったりしましたけど、グッズの店頭販売分はすぐにすべて売り切れという状態にもなって。僕も所用のあと午後からお店に伺ったら、もう開店時ぐらいには売り切れになっていたようで…こうした売れ行きにはゲーマーズさんも製作委員会も驚いていました。
とにかく、今起きていることのほとんどが、我々にとって驚きばかりなんです。国勢調査の回答数の多さや、バーチャルライブの現地観覧チケットの完売、小説の重版(※9月の段階で5度目)、ポップアップストアのグッズの売れ行き、数多くのゲーム配信などですね。
ゲームで「シャインポスト」のコンテンツを知ってくださったり、アニメを好きだった方々が、ゲームで思い出していただいたり。ゲームがきっかけで盛り上がりができていることがわかって。ゲームの外側にも「シャインポスト」を作ってきた仲間達がいますが、こうした反響を受けて熱量が高まってきているようにも感じますね。もう本当に、みなさんに支えられているコンテンツだと実感しています。
――ゲームに興味を持つ方、Nintendo Switch 2をこれから手に入れるという方に向けたメッセージはありますか。
石原:Nintendo Switch 2のローンチタイトルながら、僕たちとしてはその性能をフルに使い倒したものにできたのではと思っています。また、既存のゲームデザインに固執せず、やりたいことを120%詰め込んでチャレンジしたタイトルになっています。またストーリー、音楽、演出、ゲームデザインなど、品質面については、自信を持って作り上げたと自負しています。ぜひハードウェアの性能を試す意味でも、1本目とまでは言いませんが、2本目、3本目というところで選んでいただき、プレイしていただけると嬉しいです。
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