「艦これ」関連のKADOKAWAグループ企業が解散 窓口業務は株式会社C2プレパラートに移管

人気ゲーム「艦隊これくしょん」の企画開発・運営を手がけるC2機関は9月30日、公式商品化の窓口業務を行っていたKADOKAWAのグループ企業・株式会社角川アーキテクチャが10月1日に解散することを告知した。同業務は本日1日付けで株式会社C2プレパラートに統合する。
今回の統合により、「艦これ」の公式窓口機能は「艦これ」企画・開発・運営のC2機関を基幹とする株式会社C2プレパラートに一本化される。法人向けのコンタクト窓口として協業や商品化に関する窓口のほか、個人向けサポートとして公式物販アイテム等に関する窓口も新設されるという。
明日10/1(水)より正式に「艦これ」の公式商品化窓口及び各種協業等の公式窓口が、「艦これ」企画/開発/運営のC2機関を基幹とする株式会社C2プレパラートに統合されます。
お付き合いのある各法人には順次連絡済ですが、新たにコラボや商品化を希望される皆さんは、C2プレパラートまでご連絡ください。…— C2機関 (@C2_STAFF) September 30, 2025
なお、既存映像作品であるTVアニメ「艦これ」、同劇場版、TVアニメ「いつ海」の公式窓口は引き続きKADOKAWAが担当する。
本移管を持って、その役割を終えた株式会社角川アーキテクチャは本日解散となります。
先に卒業され、いつも叱咤激励してくれた元KADOKAWA専務の井上さん、映像を束ねた菊池さん、出版を指揮する青柳さん、そして多くの皆さんに本当にお世話になりました。… https://t.co/4Xgu7MLr3s— C2機関 (@C2_STAFF) September 30, 2025
役割を終えた角川アーキテクチャについて、「KADOKAWAは大きな会社で、そして角川アーキも長くやってきたので清算には多少コストも発生して短期的にはマイナスもありますが、全体としては負債のない黒字解散となります」と説明。「大きな大きな感謝の気持ちをあらためていわせてください!ありがとうございました!そして、本当にありがとう!」と謝意を表明した。