「艦これ」関連のKADOKAWAグループ企業が解散 窓口業務は株式会社C2プレパラートに移管


「艦これ」関連のKADOKAWAグループ企業が解散 窓口業務は株式会社C2プレパラートに移管

人気ゲーム「艦隊これくしょん」の企画開発・運営を手がけるC2機関は9月30日、公式商品化の窓口業務を行っていたKADOKAWAのグループ企業・株式会社角川アーキテクチャが10月1日に解散することを告知した。同業務は本日1日付けで株式会社C2プレパラートに統合する。

今回の統合により、「艦これ」の公式窓口機能は「艦これ」企画・開発・運営のC2機関を基幹とする株式会社C2プレパラートに一本化される。法人向けのコンタクト窓口として協業や商品化に関する窓口のほか、個人向けサポートとして公式物販アイテム等に関する窓口も新設されるという。

なお、既存映像作品であるTVアニメ「艦これ」、同劇場版、TVアニメ「いつ海」の公式窓口は引き続きKADOKAWAが担当する。

役割を終えた角川アーキテクチャについて、「KADOKAWAは大きな会社で、そして角川アーキも長くやってきたので清算には多少コストも発生して短期的にはマイナスもありますが、全体としては負債のない黒字解散となります」と説明。「大きな大きな感謝の気持ちをあらためていわせてください!ありがとうございました!そして、本当にありがとう!」と謝意を表明した。

著者 経済/社会担当
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